| 私達の周りにある室内外の空気は、ある定量の湿気を含んでいます。この空気はもうこれ以上空気に湿気を含んでおく事が出来ない、いわゆる飽和状態にはまだ達してはません。
しかし、この空気と接する建物の、例えば窓などの表面が飽和温度(これ以上湿気を含むことが出来ない湿気でいっぱいにまでなった時の空気の温度。露点温度)より低い温度に冷却されると、そこで空気に含まれている湿気は、水に変わります。これを「結露(けつろ)」と呼んでいます。
| 筆者が書斎にしている部屋のアルミサッシの窓に出来た結露の写真です。 このまま放置して暖房を炊き続けると、結露がサッシから窓の木枠まであふれ出てきます。
同様に壁の中も、恐らくべとべとに濡れているはずです。この部屋の1階が、一部ガレージになっていますが、その部分の床も結露でべとべとになります。
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