私道の所有のメリット |
@ | 道路に設置する電柱・支柱に関する土地使用料
年間に数百円程度ですが、私道の敷地所有者には土地使用料が支払われます。 |
A | 私道に関する通行承諾、建築同意にともなう承諾料
建築基準法上の道路を除き、原則として私道の利用は私道の敷地所有者の承諾を得る必要がありますので、私道の敷地所有者は通行料や承諾料をを得るケースもあります。 |
B | 私道を売買して売却益を得ることが可能
私道の敷地所有者は、所有する私道の敷地を自由に処分できます。私道持分のない私道の利用者は私道を高額で買うケースもあり、売却して利益を得ることは可能です。 |
C | 私道整備の助成金・補助金が得られる
私道の整備費用を自治体が助成・補助するケースがあります。 |
D | 私道の共有者としてのメリット(1)
私道の敷地所有者は、私道利用者で私道の持分をもたない者に対して、私道の利用に関する承諾、同意、黙認・・・をする立場であり、心理的に優位性があります。 |
E | 私道の共有者としてのメリット(2)
私道であっても、道路として多くの一般の人に利用されている事が認められた場合、その部分については税金を免除されるケースがあります。
・固定資産税・・非課税となるケースがあります。 ・都市計画税・・固定資産税と同様で、非課税となるケースがあります。
・登録免許税・・課税標準価格が一定の割合で低く計算されるケースがあります。
・相続財産・贈与財産としての評価・・一定の割合で低く計算されるケースがあります。 |