| メッシュ法は、メッシュ導体で覆われた建築物の内側を保護範囲とする方法です。メッシュ法の適用にあたっては、そのメッシュの幅は図に示した保護レベルに対応した寸法を用います。その場合、メッシュで囲まれる長方形の短辺の長さ(幅)が表の寸法を満足するものであれば問題ありません。
保護レベルに応じた受雷部の配置
保護レベル | 回転球体法R(m) | 保護角方h(m) | メッシュ法幅(m) | 20 | 30 | 45 | 60 | 60超過 | α(°) | α(°) | α(°) | α(°) | α(°) | T | 20 | 25 | * | * | * | * | 5 | U | 30 | 35 | 25 | * | * | * | 10 | V | 45 | 45 | 35 | 25 | * | * | 15 | W | 60 | 55 | 45 | 35 | 25 | * | 20 | *印部分は回転球体法及びメッシュ法だけを適用する。 | 備 考 1.Rは回転球体法の球体半径 2.hは、地表面から受雷部の上端までの高さとします。
ただし、陸屋根の部分においては、hを陸屋根から受雷部h上端までの高さとすることが出来ます。
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ア | 保護レベルをT〜Wより選択しレベルの規定する数値の回転球体法、保護角法及びメッシュ法を検討します。 | イ | 受雷部システムは、表の示す保護レベルが規定する数値の回転球体法、保護角法及びメッシュ法の3種類の要素を単独又は、組み合わせて雷撃を受ける部分を検討し、その部分に「突針」、「水平導体」、「メッシュ導体」を配置します。 |
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