透かしブロックは、鉄筋が配置できる溝があるものを用います。これは、ブロックの内部には鉄筋が通らないものの、四辺には鉄筋を配置できるますので、うまく積めばブロック積みによる、閉塞感や通風の悪さをある程度緩和することができますし、景観としても、変化が出てよいのですが、積み方には制約があります。
例えば、縦や斜めの方向に2つ以上連続して積んではいけません。また最上段及び最下段に積んでもいけません。また、ブロック積みの端部に積んでもいけません。
![](img1009.jpg) | ![](img1010.jpg) | 透かしブロックの一例 |
透かしブロック積みの悪い例4 例 | ![](img1011.jpg) 最下段に積んでいる (連続しなくても不可) | ![](img1012.jpg) 最上段に積んでいる (連続しなくても不可) | ![](img1013.jpg) たてに連続している (鉄筋が縦横に通らない部分が集中している) | ![](img1014.jpg) 斜めに連続している (鉄筋が横に通ない) |
透かしブロック積みの良い例(正しい例) | ![](img1015.jpg) | 鉄筋が縦横にとおるので、大きな問題とならない。入れるのは上下とも少なくとも一枚置きで、上下には設けない方がよい。 |
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