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 W-Wallet 駐車場計画


1. 駐車とは

2. 駐車場に関する法律

3. 自動車の寸法規格

4. 自動車の寸法呼称

5. 最小回転半径につい
  

6. 駐車の必要スペース
  寸法

7. 駐車場の車路の必
  要寸法

8. 駐車スペースの取り方
   (基本寸法)

9. 駐車スペースの取り方
   (平行(縦列)駐車)

10. 駐車スペースの取
   り方
   (角度付き駐車
      20°45°60°)

11. 駐車場 タイプ別の
   長短

12. 立体駐車場の分類

13. 自走式立体駐車場
   設備 (斜路形式)

14. 機械式立体駐車場
   設備

15. 上手な車庫入れの
   方法

      
 13. 自走式立体駐車場設備(斜路形式)

 自走式とは運転者自らが、これまで述べてきたように、運転して複数階に設けられた駐車場に至る駐車方式のことです。その駐車場に至る斜路については様々な形式があり、敷地の形状や敷地の接道の仕方などの原因により決定することになります。



自走式駐車場の車路の概念図の一例


 このページでは、前ページの簡単な分類に沿って、その代表的なタイプとその特徴及び長所と短所を挙げてみました。斜路は複数階、例えば1階から2階に上がるのには、車を運転して上がるわけですから、そこに至る勾配のついた車道つまり傾斜路が必要となるわけです。


 斜路形式については、3種類に大別することが出来きます。この他にも、これらの形式が混ざったもの、変則的になったものなどがあります。


番号
斜路形式
特徴・長所・短所等
@
 直線斜路斜路でも走行は比較的安全であるが、斜路の端部で、車路がら建物との取り合い部分が屈折する場合が多く、やや安全性に欠ける。

駐車階数が多層になっても交通管制が容易に出来る利点がある。
A
 屈折斜路敷地の形状に適合させ易く、駐車部分と斜路部分と分離させることが出来、敷地の有効利用が出来るが、斜路見通しが悪くなるので、安全性の面からはやや難点がある。
B
 円形(屈曲)斜路敷地の形状にも左右されるが、敷地利用率の面ではやや不利である。斜路を連続させることが容易で、駐車場の床部分と完全分離することが出来、駐車床面での動線計画が有利に出来る。

斜路面での見通しはやや悪いが、曲率が一様であるので、それほどの危険性はない。


 画像出典:アーキリンク







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