(木造住宅のケース)
(木造住宅のケース)
(木造住宅のケース)
(住宅のケース)
(トイレ一般)
(住宅以外)
(住宅以外)
(住宅以外)
(住宅以外)
(住宅以外)
(住宅以外)
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| 手洗い器の周りの寸法は下の図ようなものが一般的です。端から最低でも400離したところが手洗い器の芯が来るように配置し、以降700oが最低寸法で800oの標準寸法を確保したいものです。
鏡の上の照明器具は、アクリルカバー付きとして、光が眩く(Iまばゆく)ならないようにします。カバーがあると照明器具の上部が埃だまりになるきらいがあります。このため照明を天井納まりか天井と一体型をしたものに変更してもよいでしょう。(四角い〇にAの部分に一体でまとめる)
| ↑ 手洗い器の前にライニングを設けている場合 | 手洗い器の前に配管用のライニングを設けた場合です。ライニングの幅は、上の図では150o(15p)としていますが、この寸法は最低限です。200o程度は確保したいところです。ライニングの上に手荷物が置けますので下の図のような棚を設ける必要はありません。
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| ↑ 手洗い器の前にライニングを設けていいない場合 | 手洗い器の前にライニングを設けない場合は、小物がおける棚を設ける必要があります。持ち物を持ったまま洗うと、困難が伴うばかりでなく、床や手洗い器に持ち物を落としたり、濡らしたりする危険があります。棚は、衛生陶器のメーカーに標準品として用意されています。取り付け位置は、上の図のように2つの手洗い器の中間とします。
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| ↑ トイレの床排水目皿の位置の一例 | 床排水目皿位置の一考察です。目皿を設ける場合の多くは、床を水で掃除することを想定しています。そういうことが殆どない場合には、必ずしもこれにこだわる必要はありません。ただし、あまり目立つ場所に設けないことが大切です。だからといって、トイレの奥の方の壁際近くにあるとそこまでの水勾配も大きくなりますので上記の位置あたりで、水勾配が偏らない位置とします。
また、目皿を取ってメンテも行う必要もありますので、ある程度作業のし易い位置であることも必要です。
最近のトイレでは、床を拭き取りとする仕上げ方法が一般的で、その場合には目皿を設ける必要はありません。また、小便器の前に汚垂れ石を設けてその他と段差を設けている場合も、この限りではありません。
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手洗い器前の手すりは、多数の人が利用する男女のトイレに設けます。体の不住な人のために設けるものです。トイレに一つしか手洗い器がなければ、それが手すりを設けるべき手洗い器となります。健常者がその手洗い器も利用する兼用ということになります。
男子トイレで小便器前に設けていれば、男子トイレの手洗い器前にも設けるのは必然的です。
| 手すりは大抵、錆びることがほとんどないステンレス(SUS304)のヘアーライン程度がよく見かけるところです。径は38φ程度とします。ステンレスは汚れも付きにくく、清潔感があります。ステンレスの場合、冬場にこれを握るには、冷たすぎるため、アクリル製のもので、かつ抗菌性の加工のあるものでの検討も欲しいところです。
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図の共通事項 | @ | ▼の印は壁仕上がり面を示しています。
| A | トイレブースの厚みは4cmが一般的です。
| B | 壁仕上がりは100角タイルを、ブースはタイル目地位置にくることを想定しています。従ってタイル割り合わせとなります。
| C | 床はモザイクタイル又は硬質塩ビシート程度。基本は拭き取り掃除で、床の水洗いはなし。(ただし、目皿を床に設けた場合は除きます)
| D | 図中の使用の衛生陶器(便器、手洗い器)等はイメージです。現在生産されていないものも含まれれています。また、現在生産されていても、近い将来、変更や生産中止になることがありますので、承知おきください。
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