(木造住宅のケース)
(木造住宅のケース)
(木造住宅のケース)
(住宅のケース)
(トイレ一般)
(住宅以外)
(住宅以外)
(住宅以外)
(住宅以外)
(住宅以外)
(住宅以外)
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| 木造住宅のトイレの寸法に特別な決まりはありませんが、出来る限り使いやすいものにしたいものです。その意味では、和風便器より洋風便器の方が格段に使いやすく、昨今では木造新築住宅は勿論、既存の年月を経た木造住宅でも和風便器から洋風便器への転換がなされています。さらに、和風便器にはないウォシュレットや便座を温める機能などがあり、洋風便器が支持される一因となっています。
■木造住宅に洋風便器を設ける場合のトイレの必要寸法 |
| 木造住宅で洋風便器を設ける場合は、和風便器を設ける場合に比べて、省スペースで済みます。
左の図は木造住宅にロータンク付き洋風便器を設けたケースです。
壁芯寸法 900oは木造住宅の最小柱割900oピッチの場合です。 1350oは900o+900o/2=1350oを表しています。65oの根拠は柱105o/2+ボード12.5o張り=65oです。
1350oは住宅全体の間取りを考えると、他の部分との兼ね合いの検討も必要です。我が家では1350oの奥行きの玄関と分け合っています。
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| 木造住宅に和風大便器を設ける場合の必要寸法です。十分な広さとは言えませんが不便なく使える広さです。
戸が開きの場合、戸を開いてすぐに便器をまたぐ形で戸を閉めることになる点が嫌なら、引き戸にしてもよいでしょう。
出入り口の戸も550oと広くはありませんが、使い勝手が悪いというほどではありません。上の図の洋風便器を設ける場合と同様に、900o間隔の柱割である木造住宅を基準にしています。各寸法の数字は同じです。
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■木造住宅に和風大小便器兼用便器を設置した場合のトイレの必要寸法@ 極小寸法のケース |
| 昨今のトイレに和風便器を新たに設ける場合は非常に少なくなってきています。しかし、農家など外での作業が多い場合には、家の外側から土足で出入りを行うことが便利です。このため、家の中の便所とは別に和風大小便兼用便器を設けることがあります。
左の図は木造住宅にその和風大小便兼用便器を設けた場合です。これは上の図の洋風便器と同様に900oモジュールの柱割に合わせた寸法で、無理に納めたものです。このトイレ寸法でも使えなくはありませんが、非常に使い辛いものとなります。
| 出入り口の扉が極めて狭くしか取れないことも難点です。開き戸より引き戸の方がより適切かもしれません。
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■木造住宅に和風大小便器兼用便器を設置した場合のトイレの必要寸法A 標準寸法のケース |
木造住宅に設ける和風大小兼用便器及び木造以外の和風大小兼用便器を使う場合において、無理のない設置スペースは下図のようになります。これでもそれほど余裕があるわけではありませんが、目安としてはこの程度でしょう。
| 昨今のトイレに和風便器を新たに設ける場合は非常に少なくなってきていることや、農家など外での作業が多い場合には、土足で出入りするため、和風大便器を設けることもあることは、先にかいたとおりです。
その場合床、腰壁はタイル仕上げとします。水洗いができるようにするためです。
左の図は木造住宅に和風大小便兼用便器を設けた場合です。これは上の図の洋風便器と同様に900oモジュールの柱割に合わせた寸法で、無理に納めたものです。このトイレ寸法でも使えなくはありませんが、非常に使い辛いものとなります。
大小便兼用便器ではなく、和風便器だけであっても同様です。 |
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和洋風トイレ共通事項 | @ | トイレの照明スイッチは扉の取っ手側にある方が使いやすい。
| A | 上の図のいずれにおいても吊元は左の方が使いやすいが、トイレの照明スイッチと逆になる場合は吊元は右の方がよい。また、玄関近くにある場合は、トイレの戸を開けた場合、トイレ内が見えないような吊元を調整する。
| B | 壁仕上は一般的にクロス。
| C | 洋風便器の場合は、床は硬質ビニールシート程度とし、タイルは貼らない。
| D | 図中の使用の衛生陶器(便器、手洗い器)等はイメージです。現在生産されていないものも含まれれています。また、現在生産されていても、近い将来、変更や生産中止になることがありますので、承知おきください。
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