| 合板の製造工程を簡略して説明しますと、下記のようになります。(ラインによる合板製造工程)
画像出典:サンテック事業部
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なお上の画像は、単板積層材(LVL)と呼ばれる製品の工程図です。一般的な合板であるベニヤコア合板のものではありませんが、その工程は殆ど変わりません。単板積層材はベニヤコア合板のように単板を交互に貼り合わせず、同じ向きに貼り合わせるものです。
伐採、運搬されてきた原木には、国内材、国外材があります。国産材は、間伐材や小径木を使用します。 | | |
原木を定めた長さに切断機(チェンソー)にて切断します。 | | |
ロータリーレースと呼ばれる機械で大根のカツラムキをのように原木をむいて(切削) 薄い単板を作製(厚さ0.6mm〜5.0mm位)。
単板巻取り・巻戻し/リーリング・アンリールデッキむいた単板をリールに巻き取ります。木目の美しさを重視する家具用の合板(突板のケース)の場合スライサと呼ばれる装置を用いて、平削りによって単板を作ることもあります。 | | |
単板をボイラーからの蒸気・熱(130〜170度)によりドライヤーで乾燥させます。 単板切断/クリッパー乾燥させた単板を裁断します。 | | |
単板を補修したり、小巾板(こはばいた)をハギ合わせる単板を表裏用、芯板用に分けて仕組みをします。 | | |
合板の用途に応じて、単板を繊維方向を互い違いに表板、中板、裏板の順に重ねて、単板それぞれの板に接着剤を塗布し板の層を作ります。 | | |
110〜135度の温度をかけて8〜12kgf/平方センチメートルの圧締し接着剤を熱硬化させ成形します。(この装置を横置式にしたものもあり) | | |
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