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 W-Wallet 鏡(かがみ)


1. 鏡の歴史

2. 鏡はこうして作られ
  ていた

3. 鏡はこうして作られ
  

4. 鏡の種類1
  一般鏡・防湿鏡
  (洗面・脱衣所向け)・
  防湿鏡(風呂場向け)

5 鏡の種類2
   アクリル鏡
   マジック鏡
   高精細鏡
   色付き鏡
  
6. 鏡の重さ・価格と
  特徴

7. 好みに合せてカット

8. 鏡の取り付け方1
   1.吊り下げる

9. 鏡の取り付け方2
   2.引っ掛ける

10. 鏡の取り付け方3
   3.接着止め)

11. 鏡の取り付け方4
   4.金物止め

12. 鏡の腐食の原因

13. 鏡の手入れと
   ウロコ取り

14. 鏡の取替方法

15. 風呂の鏡の曇りど
    めの方法

16. 「鏡」が頭につく
    用語集

 11. 鏡の取り付け方  4・金物止め

 洗面所とか風呂場では鏡は図1及び図2のように金物の留め具で上下を留めていることがほとんどです。留め具には、下の図4の上のようにステンレス製のものがあります。図1及び2はは鏡の上下でそれぞれ2ヶ所ずつで固定したものです。


 固定方法は図3のように取り付けられた下の留め具に鏡を差し込み、上の留め具を下に叩き軽く込めば完了です。留め具には、鏡幅と同じだけの横に長いものもありますが、これも使い方の要領は同じです。


 実はこの金物だけでなく、鏡の裏面にもミラーマットと呼ばれる両面テープ状のミラーマットも併用します。鏡は、洗面所や風呂場でなければ、この図4の下側のようなミラーマットだけでも十分です。


 洗面所や風呂場は、湿度が高く、特に風呂場では、石鹸や洗剤などがかかりやすいため、腐食が早く進む可能性が非常に高く、万が一を期して留め具を補助的に使うものです。


 この方法は一番信頼も出来、見た目にも安定感があります。留め具の取り付けには、タイル面や金属パネルのような下地がしっかりとした壁があることが前提です。これ以外の壁に、留め具を取り付ける場合、パネルや耐水べニアを止めている下地がしっかりしたものにしなくてはなりません。


 浴室はタイル壁、ユニットバスでは鋼板とプラスターボードが補強の壁に相当するものとなっており、留め具を取り付ける下地が出来ていますので問題ありません。住宅や事務所洗面所などでは、ボードの下地の間柱を探して留める方法を探ることになります。それに関しては、「鏡の取り付け方 1.吊り下げる」を参照して下さい。間柱は、住宅では木製ですし、それ以外の建物では、LGS(軽鉄下地)で出来ています。


 洗面所での対策としては、工事中であれば、下地に鏡が取り付く部分周辺を耐水性のあるベニヤ板を張ったり、ボードと下地の木製の間柱や経鉄下地(LGS)との間に薄い鉄板を入れ石膏ボードを上から張っておけば留め具のビス止めも可能になります。




図1
図2
図3
図4



 鏡の取り付け手順(留め具使用場合)
@

最初に上下の留め具を適切な位置に取り付けます。下はしっかり止めますが、上は留め具が軽くたたいて下に落ちる程度にねじ止めし、留め具を上にあげて止めておきます。留め具の穴が縦長になっているのは、このためです。

A

鏡の取つく壁の部分にミラーマットを貼ります(鏡の図3)

B

鏡を下の留め具に落とし込みます。

C

上の留め具を軽く木槌でたたいて鏡の上に落とし込みます(図3の一番上の↓方向)。下の留め具と同じように鏡にかぶされば取り付け完了です。



図4の出典:TOTO







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