| 式典の主催者は建築主です。これから述べる地鎮祭、上棟式、定礎式、竣工式なども同様です。しかしながら、建築主にこれらの段取りを行うことには経験も大抵ありませんし無理があり、施工を担当する業者に依頼することになります。施工者は、経験豊富な人材もおり全面的に協力をしてくれます。
工事中の無事故、無災害を祈って行う「安全祈願祭(あんぜんきがんさい)」は工事施工者サイドの主催で行われることがあります。また、官公庁からの発注工事の場合にも工事施工者主催の「起工式」して実施する事を条件とされている場合があります。安全祈願祭は、海の日とか川の舟下りの開始など、事の安全を神に祈る儀式でです。工事の安全祈願祭のことを特に「地鎮祭」とよんでいます。
式典の司会者は建築主側が行うのが原則です。 しかし、工事施工者の方が、経験も豊富でもあり、人材もあるため通常は、施工者が行います。竣工式、披露パーティーなどでは、建築主が立てるのが一般的です。司会者の服装は平服で良いのですが、黒とか濃紺など目立たないものが望ましいです。
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