| ブロック単体の厚さはブロック塀の高さによって、変わってきます。 建築基準法(現行)より、(社)日本建築学会のコンクリートブロック塀設計基準の方が、明らかに強化された規定となっていますのでこちらの方を採用するようにしてください。
同設計基準第3条の2に拠れば下記のようにまとめることができます。 ブロックの厚さ | (社)日本建築学会 | 建築基準法(現行) | 厚さ(w)12cm | ブロック塀の高さ2.0mまで可 | 厚さ10cmでブロック塀の高さ2.0mまで可。ただし、鉄筋の必要かぶり厚さ2cmの確保と、耐久性を考慮し、12cmとする。 | 厚さ(w)15cm | ブロック塀の高さ2.2mまで可 |
ブロックの基本(穴あき)の形状サイズ、重さは下表のとおりです。
ブロックの呼 称 | サイズ(長さ×高さ×厚さ) | 重さ(約) | | 10cm | 39×19×10 | 10kg | 12cm | 39×19×12 | 12kg | 15cm | 39×19×15 | 14kg | 19cm | 39×19×19 | 18kg |
ブロックの使用用途による形状と外郭寸法 いずれも高さと長さは共通しています。 |
| 基本(穴あき) | 最も多く使うコンクリートブロックです。ブロックといえば一般にこれをさします。穴が三つ開いており、鉄筋を通し、モルタルを充てんします。 | 基本(底付け) | コンクリートブロック塀の一番上の段に積みます。 | 横筋用 | よこ筋を挿入する空洞部分があり、ブロック塀を強固にします。 | コーナー | コンクリートブロックの端部に使用します。
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