| 江戸時代から畳の敷き方には祝儀敷き(吉)と不祝儀敷き(凶)の二通りがありました。
基本的に祝儀用の6畳間を基本の形とし、8畳・10畳・12畳・・・と敷きます。 祝儀敷きは、現在一般的に使われている敷き方で、本来は婚礼や祝い事の時の敷き方です。茶道では畳の敷き方・畳縁がお手前に重要な役割を果たしています。 畳縁を踏まないこともお手前の作法です。又、床の間の前に敷く畳は床差し言って嫌い、床の間に平行に敷くことが基本になっています
不祝儀敷き(下図)は、葬儀時の敷き方でした。畳はその都度敷き替えていましたが、現在ではその様な習慣はなくなりました。現在では寺院や和室の大広間で使用されています。
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