| 畳を分類すると三つに分けることが出来ます。
縁付き畳 |
| 最もポピュラーな畳です。畳床、畳表、畳縁の構造で作られている畳です。それぞれに使われる材料によって更に細かく種類が分かれます。近年ではバリアフリー化の傾向から、13〜18mmの薄い畳が増えてきました。
| 縁なし畳 |
| 縁のない畳のことです。言うまでもないですね。加工が難しいために、畳表は琉球畳表が使用されることが多い畳です。技術的に機械での製造ではなく、畳職人の手作業で製造される畳です。
近年の傾向からすると、和室でもこの縁なし畳を使用することが多くなってきました。
フローリングなどに部分的に置く置き畳みも増加の傾向にあります。畳が登場した頃は、畳縁のある畳が高貴な人たちの使用するもので、この縁なし畳は庶民の使用する畳でした。雛人形が畳みの敷物に座っていることからもお分かりでしょう。
今では原料や技術面で価格を下げることが難しく、反対に高級な畳として扱われています。
| 床の間 |
| 床の間には龍髭畳表という独特な畳表が使用されます。現在では畳床を使わずに、薄縁(うすべり)と呼ばれる畳表に畳縁をつけただけのものが多く使われ、畳そのものはあまり使われていないようです。
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