地鎮祭 (「とこしずめののまつり」又「はじちんさい」と呼ぶ) |
■ | いつ行うか |
| | 解体工事が終了時から本工事着手前 |
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■ | 由来 |
| | 大昔の日本書紀に記載がある。持統天皇の記に「使者を遣わして、新益の国京をいわい祭らしむ」とある。 |
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■ | 意義 |
| | 建設する敷地の守護神を祭り、土地の永遠の安定と工事の安全を祈願し、建設工事の敷地を祓い鎮める。 |
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上棟式 (むねあげまつりともいうが一般的には上棟式) |
■ | いつ行うか |
| @ | 木造 |
| 棟上げ後行う。 |
A | 鉄筋コンクリート造 |
| コンクリートの打設が最上階まで終わった時。 |
B | 鉄骨造 |
| 鉄骨建て方を終えた時。 |
C | 鉄骨鉄筋コンクリート造 |
| AかBのいずれかの時期を選んで行う。 |
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■ | 由来 |
| | 平安から鎌倉初期に始まったとされる。一般的になったののは江戸時代になってから。 |
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■ | 意義 |
| | 木造建築では、最も大事な儀式。建物を新築する際、その棟木をあげる時に建物の神を祭って、完成までの加護を祈願するもの。 |
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定礎式 (定礎祭「いしずえさだめのまつり」というが、定礎式が一般的。 |
■ | いつ行うか |
| | 建物の内外装工事が終わる一か月くらい前から竣工式の当日の竣工式に先立って行われる。 |
■ | 由来 |
| | 鉄筋コンクリート造や鉄骨造が明治以降木造に加えて増えるようになり、これに伴い行われるようになった。 |
■ | 意義 |
| | 建物の建築の趣旨、その経過や建築主、設計者、施工者などの工事関係者の名を刻んだ銘板や会社経歴、図面、新聞、その時代の貨幣他を埋納し、神に安全を祈って礎石を据え付ける儀式。 |
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竣工式 (竣工奉告祭というが、現在では一般的に竣工式とよぶ。 |
■ | いつ行うか |
| | 建物の完成時。 |
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■ | 由来 |
| | その起源は太古にさかのぼることが出来るとされている。 |
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■ | 意義 |
| | 建物が無事に完成したことを神々に報告して、感謝の気持ちをささげるものである。同時に、完成した建物が永遠に安全で堅牢であることを祈願する儀式。 |