| このページでは部材ごとに生じる、クラックの例をあげます。例えば柱や壁、あるいは床などの部材に生じるクラックです。原因もさまざまですが、最も多い例はコンクリートの乾燥収縮によるものです。
柱部材 | 床部材
| 配筋の乱れ・被り厚さの不足 | 鉄筋の被り厚さが不足すると、コンクリー ト内部の鉄筋が錆びやすくなる。錆びると 鉄筋に沿ったクラックが発生する。
| 片持ちスラブでは、配筋が乱れやすく、適切に施工されていないと、スラブの根元付近にクラックが生じる。梁に平行なクラックは配筋不良。直交方向は乾燥収縮によるものである。
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上面 | | 下面 | | コンクリートの乾燥収縮(床部材) | 床部材(スラブ)では、周辺からの拘束の程度などによって、ひび割れの発生が異なる。
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| | | | コンクリートの乾燥収縮(壁部材) | 床部材では、周辺からの拘束の程度などによって、ひび割れの発生が異なる。
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柱部材 | 床部材
| 配筋の乱れ・被り厚さの不足 | 鉄筋の被り厚さが不足すると、コンクリー ト内部の鉄筋が錆びやすくなる。錆びると 鉄筋に沿ったクラックが発生する。
| 片持ちスラブでは、配筋が乱れやすく、適切に施工されていないと、スラブの根元付近にクラックが生じる。梁に平行なクラックは配筋不良。直交方向は乾燥収縮によるものである。
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| | 不適当な打継処理 | 部材両面の温度と湿度の差 | 打継処理が適切に行われないと、新旧の コンクリートの境にクラックが生じる(コー ルドジョイント)
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『コールドジョイントとはコンクリートを打ち重ねた際に先に打ち込まれたコンクリートと後から打ち込まれたコンクリートが一体化しなかったため、打ち重ねた部分に不連続な面が生じることです。』
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