| 鶴嘴(ツルはし)は鶴の嘴(くちばし)にその形状が似ているところからつけられた、建築工事の中でも主に土工事(どこうじ)に使う道具です。また、農具としてもよく使われます。
しかし、最近では建築工事ではユンボやブレーカーなどといった機械器具を使用することが多くなり、滅多に使用している姿を見かけません。 鶴嘴は、固い頭部をハンドル部分に直角に設置した道具で、ピッケルに似た形をしています。金属製で、柄ほ部分は金属製もありますが、殆どが木製です。
鶴嘴は固い地面やアスファルトを砕くために使われます。鶴嘴の重量を頭部の尖った部分に振り降ろす力が集中し、その目的にかなっている。(鶴嘴の重量3.3kg)
片方の頭部の一方が平のみのように平たく広がっているもの(バチツル:恐らく由来は、漢字の”八”の字似ているので、ハチがバチに訛ったものと考えられる)もあり、主に樹木の根を切るために用いられます。
大正時代初期から使われ、現在でも使われています。
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| 国鳥の鶴の嘴(くちばし)はこんな形 | 鶴嘴はこんな形の道具です。固い地盤やアスファルトなどを掘り起こします。農具としてもよく使われます。 |
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