| 牛といえば、大抵が馬と比較されます。牛は下の図のように、がっしりとしていて重々しさがあって、馬のようなかっこいい走りは出来ません。
しかし、このズッシとしているさまは、何か頼もしくもあります。牛は、我が家でも昔に飼っていました。何かを強制されない限り何もしません。餌を与えられたら食べ、なければ横になっているだけです。しかし、農耕には役に立ち、生まれた子牛はいい現金収入になりました。
さて牛梁は下図のように長いスパン方向に架け渡された梁を下から支える役目を持った、短いスパンにかけ渡された梁のことです。長いスパンにかけ渡された梁は、支える荷重によって撓(たわ)みやすくなります。この撓みを牛梁は下から支えるいわば「縁の下の力持ち」の存在です。
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| 上図:牛(ウシ) | 下図:牛梁(うしばり) |
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