ホーム
>
住いの知識
> タイル
《PR》
amazon
https://amzn.to/3Iysn45
用語辞典
広告の見方
住いの知識
住いの安全
住いの設計
住いの設備
W-Wallet
タイル
1.
タイルについて
2.
タイルの分類
3.
タイルが出来るまで
4.
内外装及び床タイルの
形状と寸法イル
5.
タイルの貼り方
(貼り形状)
6.
タイル貼り計画 1
(下地と目地)
7.
タイル貼り計画 2
(納まりとタイルの選定)
8.
タイルの施工法の比較
と分類
9.
タイルの施工法の比較
(手張り工法と先付工法)
10.
タイルの工法別接着強
さの比較表
11.
タイルの施工法の概要
12.
タイルの手貼り工法 1
(接着剤による工法)
13.
タイルの手貼り工法 2
(貼り付けモルタルをタ
イル側に塗る工法)
14.
タイルの手貼り工法 3
(貼り付けモルタルをタ
イルと下地の両方に塗
る方法他)
15.
壁タイルの特殊下地
への対応(1)コンクリー
トとALC
16.
壁タイルの特殊下地
への対応(2-1)押出
成形セメント板地
17.
壁タイルの特殊下地
への対応(2-2)押出
成形セメント板地
18-1.
ALC板へのタイル
貼り適用構法
18-2.
ALCの
縦壁ロッキン
グ構法
でのパネル
伸縮目地を設ける
箇所
18-3.
ALCの
縦壁ロッキン
グ構法
での目地設
計およびタイル割付
け方法
18-4.
ALCの
縦壁ロッキン
グ構法
での目地部
タイル納まり詳細
18-5.
ALCの
縦壁スライデ
ィング構法
でのパネ
ル伸縮目地を設け
る箇所
18-6.
ALCの
縦壁スライデ
ィング
構法での目地
設計およびタイル割
付け方法
18-7.
ALCの
縦壁スライデ
ィング
構法での目地
部タイル納まり詳細
19.
タイル先付け工法の
分類
20.
タイル先付け工法
(PC板先付け工法)
21.
タイル先付け工法
(GRC板先付け工法)
22.
タイル先付け工法
形枠先付け工法(1)
23.
タイル先付け工法
形枠先付け工法(2)
24.
タイル先付け工法
形枠先付け工法(3)
25.
床タイル施工方法
26.
床タイル施工方法(1)
(床タイル貼り各種
ケース@ABC)
27.
床タイル施工方法(2)
(床タイル貼り各種
ケースDEFG)
28.
タイル目地役割と呼
称
13. タイル手貼り工法
貼り付けモルタルをタイル側に塗る工法
このページでは、タイル貼りの一つの工法として、貼り付けモルタルをタイルにの
みつけて貼りつける工法である「積上げ貼り」と積上げ貼りの欠点を改良した「改良
積み上げ貼り」および「マスク工法」の三つを紹介します。「積上げ貼り」は戦後しば
らくは内外装のタイル貼りの日本日本における主流でした。
■ 積上げ貼り
この工法は主に内装タイルに適用するものです。まず躯体を櫛目(くしめ)ごてに
て下こすりをした下地面に貧調合のモルタルをタイル裏面に乗せて、一枚ずつ下か
ら積上げていきます。
積上げ貼りの長所と短所
長
所
@
接着強さのバラツキが少ない
A
貼り付けモルタルが貧調合であり、貼り付けモルタル間が切り離され
ているので、下地・躯体の挙動に対する逃げがきき、剥離事故にが少
ない
B
仕上がり精度が良好である
短
所
@
下地精度に凸凹があっても、貼り付けモルタルの厚さを調節し、面を
揃えることが出来るが、これには相当の熟練を必要とする
A
施工能率が悪く、一日当たり400〜500枚が限度である
B
下から積上げるまで為、施工高さに限度がある。一日に1.2b程度ま
でが限界である
施工のポイント
@
タイルは、吸水止めの処理のされていないものを用います。
A
仕上り代は内装で10〜30oとします。
B
モルタル調合は、内装タイルの場合C/S=1/4〜1/6、混和材、保水材は
加えません。砂は泥分の少ないものを使用します。
C
タイル張り後、目地掃除を行います。
■ 改良積上げ貼り
外装タイルに適用される積上げ貼りの改良工法で、平坦なモルタル下地を作った
後、タイル裏面に貼り付けモルタルを塗り付けて貼る方法です。平坦な下地は、コ
ンクリート面でもよく、コンクリート直貼り(じかばり)として行うこともあります。
改良積上げ貼りの長所と短所
長 所
@
施工のバラツキが少なく、良好な接着強さが得られる
A
タイル裏面全体モルタルを塗り付け、振り粉をしないため空隙
がなく、白華が生じにくい
B
平坦な下地に貼り付けるため、積上げ貼りほど熟練を要しない
C
仕上がりは良好である
短 所
@
圧着貼りに比べて張り効率が悪い
施工のポイント
@
外装タイルの裏面は「蟻足」とし、1.5〜3oの高さを持つことが必要です。
A
モルタル調合はC/S=1/2〜1/3とし、必要に応じて保水剤、合成高分子エマ
ルジョンを加えます。
B
タイル裏面に空隙が出来ないよう、タイル裏面全体にモルタルを貼り付けま
す。
■ マスク工法
マスク工法は、主にユニット化された外装モザイクタイルやその他の外装タイルに
適用します。連結されたユニットタイルの裏面に所定のマスクをかぶせてモルタルを
塗り、精度良く仕上げた下地面に直ちに貼りつける工法です。
マスク工法の長所と短所
長 所
@
施工のバラツキが少なく、均一で良好な接着強さが得られる。
A
張り付け材料の塗り付けに熟練を要しない。
B
張り付け材料にロスが生じない。
C
下地に打った墨が消えない。
短 所
@
貼り付けモルタル厚は、3oと薄く、下地精度が仕上がり精度とな
るために、良い下地精度を確保する必要がある。
A
塗る付け作業に場所をとり、外装の場合、足場が狭いと作業効率
が下がる
施工のポイント
@
モザイクタイルの裏面は「蟻足」(0.7o以上)とし、内装タイルは吸水止め処
理のものを用います。
A
モザイクタイルでは貼り付けモルタルに合成高分子エマルジョンを混和しま
す。
B
モザイクタイル調合はC/S=1/0.5〜1/1とします。
C
下地精度は±1.5o/2m程度とします。
タイルの13/34〜14/34ページへ移動する
W-Walletホームへ
(C) 2004 W-Wallet.com.