タイル張りを行う時の、検討すべき施工法の比較です。メリットとデメリットがどの工法にもありますが、何が最も優先すべきことなのかがはっきりとしすれば、自ずと決定してきます。
| 手張り工法の比較 | | 項目 ＼ 工法 | 適用
タイル | タイル形状他 | コスト仕上がり
設計上の制約 | 注意点 | | 外装 | 内装 | 接着性能 | 作業効率 | 仕上がり | タイル張りコスト | 手
張
り
工
法 | 積上げ張り | | ○ | 内装タイル100角以上 | ○ | × | ◎ | × | 砂の粒度．泥分 | | 改良積上げ張り | ○ | | 小口平～４丁掛 | ○ | △ | ◎ | △ | | マスク工法
（モザイクタイル） | ○ | | ５０角．５０二丁 | ○ | △～○ | △ | △ | | マスク工法
（内装タイル） | | ○ | 内装ユニットタイル | ○ | △～○ | △ | △ | 下地精度 | | 改良圧着張り | ○ | | 小口平～４丁掛 | ◎ | △ | ○ | △ | 下地精度 | モザイクタイル張
り | ○ | | モザイクタイル | △ | ◎ | ○ | ◎ | | | 圧着張り | ○ | | 内装パラ．ユニット小口平～二丁掛 | △ | ◎ | ○ | ◎ | オープンタイム | | 密着張り | ○ | | 小口平～二丁掛 | ○ | ○ | ○ | ○ | オープンタイム | | 接着剤張り | | ○ | 内装タイル（パラ．ユニット） | ○ | ◎ | ○ | ◎ | オープンタイム使用箇所と接着剤の種類 | | 直張り | ○ | | 小口平～４丁掛 | ○ | ○ | △ | △～◎ | コンクリート面への処理 |
凡例 ◎：優秀 ○：優れている △：普通 ×：劣っている
| 先付け工法の比較 | | 項目 ＼ 工法 | 適用タイル | コスト仕上がり設計上の制約 | 注意点 | | 接着性能 | 作業効率 | 仕上がり | 型
枠
先
付
け
工
法 | タイルシート
法 | モザイクタイル
小口平～四丁掛 | ○ | ◎ | △ | 型枠精度に仕上がり依存。 | | 目地ます法 | 小口平～四丁掛 | ○ | ○ | ○ | 型枠の転用５回以上の事。階高．スパンが一定であること。 | | 桟木法 | 大形タイル
（四丁掛以上） | ○ | ○ | △ | 型枠の転用５回以上。部リックの場合、豆板発生の発見がむづかしい。打設に。 | ＰＣ
板
先
付
け
工
法 | タイルシート
法 | モザイクタイル
小口平～二丁掛 | ◎ | ◎ | △ | ー | タイル単体
法 | 小口平以上 | ◎ | ○ | ○ | ー |
|
