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 W-Wallet 建築用語辞典 い


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数字

 ・庵
 ・イギリス積み
 ・イギリス貼り
 ・異形鉄筋
 ・生垣
 ・石錆
 ・石積み
 ・石見瓦
 ・石目
 ・意匠図
 ・いすか
 ・板
 ・板壁
 ・板ガラス
 ・板じゃくり
 ・板張り天井
 ・板塀
 ・板目
 ・板畳
 ・板床
******
 ・いちころ
 ・一枚積み
 ・一文字葺
 ・一間
 ・井筒
 ・一点透視図法
 ・一本引き
 ・移動式足場
 ・移動式クレーン
 ・糸尺
 ・糸柾
 ・一般図
 ・移転
 ・糸面
 ・田舎間
 ・稲子
 ・イニシャルコスト
 ・犬釘
 ・犬走り
 ・豕扠首
******
 ・命綱
 ・違反建築物
 ・燻瓦
 ・居間
 ・芋積み
 ・芋目地
 ・甍
 ・入隅
 ・入母屋
 ・色温度
 ・色の三属性
 ・色焼付け板ガラス
 ・インシュレーションボード
 ・インターロッキング
 ・インテリア
 ・インテリアコーディ
  ネーター
 ・インテリジェントハウス
 ・インナーテラス
 ・インパクトレンチ
******
 ・インバーター
 ・インバート枡
 
 庵(いおり)
@ いお草葺(ぶ)きの小さな家。
A 農事の際の小さな仮小屋。

 イギリス積み(イギリスづみ)
煉瓦を長手だけの段、小口だけの段と一段おきに積みかつ段ごとに馬乗りに積む方式。オランダ積みとよく似ていて、違いは端部の積み方のみ。

 イギリス貼り(イギリスばり)
小口タイルと2丁掛けタイルを一段ずつ交互に張る方法。

 異形鉄筋(いけいてっきん)
鉄筋とコンクリートの付着を良くする為、表面に節状の突起がある鉄筋のこと。規格の違い(降伏点等の違い)により、SD295A、SD345などに分けられ、呼び名(公称直径の違い)により、D10、D13、D16、などがある。

 生垣(いけがき)
自分の敷地と隣家の敷地の境界や、敷地と道路の境界などに、塀の代わりに植える樹木のこと。ブロック塀のような無機的な冷たさがなく、住宅街に緑の空間を提供できる。

 石錆(いしさび)
御影石やスレートなどに見られる、成分中の不安定な鉄分が原因の錆のことをいい、「鉄気(てっき)」ともいう。

 石積み(いしづみ)
石垣や石壁をつくるため石を積み重ねること。野石や切石を用いたさまざまな積み方あがある。矢羽積み、文化積み、長手積み、布積みなど。

 石見瓦(いしみがわら)
石見(島根県西半部)地方の特産の瓦のこと。「石州瓦(せきしゅうがわら)」ともいう。重厚な光沢をもつ釉薬(ゆうやく)瓦で、焼成温度も高く、耐寒性がある。

 石目(いしめ)
石材中の割れ目とほぼ平行な割れ易い面。

 意匠図(いしょうず)
@配置、平面、断面図までの設計の概略がわかる図面。「一般図(いっぱんず)とも言いう。
A意匠設計図面全体をいう場合は配置、平面、断面までの図面を一般図と区別していう。

 いすか
「いすか」のくちばしのように食い違っているものの総称。冬鳥のいすかはマツの球果などを食べやすいようにくちばしの先端が食い違っていることから、「イスカの嘴(はし)とくいちがい」などと、ものごとが食い違ってうまくいかないことの例えとして使われてきた。

 板(いた)
板状をした木材のことで、建築用語としては、広義に製材に関する日本農林規格(JAS(ジャス))の板類をさす。

 板壁(いたかべ)
板張りの壁のことで、古墳時代までは高級家屋で使われた。

 板ガラス(いたガラス)
板状のガラスの総称。普通板ガラス,型板ガラス,みがき板ガラス,網入り板ガラスなどがある。主成分はSiO2(7173%),Na2O(12?15%),CaO(8?10%)で,マグネシア,アルミナなどを少量添加。

 板じゃくり(いたじゃくり)
「板決り」と書く。板の端を受けさせるため、梁(はり)などの縁を切り欠くこと。または、その切り欠いた溝。「板欠き(いたかき)」ともいう。

 板張り天井(いたばりてんじょう)
柾目(まさめ)・中杢(なかもく)・杢(もく)・板目などの化粧板を張った天井で、敷目張り天井、竿縁天井、格天井などもこれに含まれる。現在は天井板に無垢(むく)材を張ることは少なく、突板(つきいた)として加工された天井用化粧合板を使用する場合が多い。

 板塀(いたべい)
板でつくった塀。板の張り方によって、透かし板塀・大和(やまと)塀・目板塀などがある。

 板目(いため)
表面で見える木目が山形や不規則な波形、渦巻き模様などの線として出ている板材のこと。 丸太から製材する場合に年輪に接するように切断するためこの模様が現れる。 板目の板材は柾目に較べて、一本の木からたくさん取れるので、比較的安価だが、年輪の模様が不規則で、収縮により反りができやすい。

 板畳(いただたみ)
和室などの畳敷き以外の板張りされた部分。重い箪笥や本棚などの家具を置く場所として利用されている部分。その他、畳敷きの近辺に板敷きを設けた場合にも使う。

 板床(いたどこ)
板を敷き込んだ床の形式。「蹴込床(けこみどこ)」「踏込床(ふみこみどこ)」「框床(かまちどこ)」などの形式がある。

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 いちころ
左官用語で本来は、複数工程も掛けて仕上る仕事を一回の工程で仕上げてしまうこと。「一発仕上げ(いっぱつしあげ)」ともいう。

 一枚積み(いちまいづみ)
れんがの積み方の一種。一枚とはれんがの長手寸法(210o)のこと。れんがの長手が壁厚になるように小口を見せて積む方法。

 一文字棚(いちもんじたな)
1枚の棚板を両端まで一直線にかけた床脇棚。「通し棚(とおしだな)」「通り棚(とおりだな)」ともいう。

 一文字葺(いちもんじふき)
平板葺(ひらいたぶ)きの一つ。平板を屋根面の水平方向に一直線になるように葺くこと。または 軒先を一文字瓦で葺いた屋根そのものをいう。

 一間(いっけん)
尺貫法の長さの単位。約1.818メートル。

 井筒(いづつ)
@井戸の地上部分に設けた円筒状あるいは方形の囲みのこと。
A鉄筋コンクリート製の底もふたもない筒。建造物の基礎を作るのに用いる。

 一点透視図法(いってんとうしずほう)
水平線上に1つの消失点を持つもので、視界に存在するすべての平行な直線は、距離に比例してこの消失点へと近づいていき、やがて消えるという作図方法のこと。

 一本引き(いっぽんびき)
引戸のレール溝が一本で、戸が一枚の引戸のこと。戸を引いて開いた時には壁を薄く作った戸袋に納められる。 壁からはみ出さないコンパクトさや引き違い戸に較べて戸の枚数が少なく、安価で採用しやすい。

 移動式足場(いどうしきあしば)
自由に移動して作業ができる。やぐら組の作業台のこと。「ローリングタワー(rolling tower)」ともよばれる。

 移動式クレーン(いどうしきクレーン)
クレーン部分を、走行可能な機体の上に搭載した揚重機械。機動性に富み、鉄骨建方や一般荷役用として用いられる。トラッククレーンやクローラークレーンなどがある。

 糸尺(いとじゃく)
凹凸のある建築物の表面を糸などを使って測った長さ。塗装工事などで、建築物の表面積の算出に利用する。
 
 糸柾(いとまさ)
木材の柾目が、糸のように細くて密なものをいい、その美しさから好まれる。

 一般図(いっぱんず)
配置図、平面図、立面図、断面図など、設計の概要を示すような図面をさす。

 移転(いてん)
同一敷地内で建物の位置を移動すること。別敷地へ移動する時はその移転先の敷地での増築又は新築扱いとなる。

 糸面(いとめん)
木工事で角材を仕上た後に角を細く削り取り面を付けること。また石工事で石の角を数ミリの面幅で面を取ることをいう。

 田舎間(いなかま)
民家や茶室などに使われる基準尺の一つ。柱心距離を6尺(1間=1800ミリ)とするもの。「江戸間(えどま)」ともいう。

 稲子(いなご)
天井仕上げ板の反り止め用の木製の小さな長方形の部材のこと。形状がイナゴに似ていることから、その名称で呼ばれている。稲子は、竿縁(さおぶち)天井などの天井板の重ね目にすきまができるのを防止するために、天井板の裏側に取り付けられる煽り止めのこと。稲子は、取り付け方法によって、金物稲子、本稲子、付け稲子の3種類がある。

 イニシャルコスト
建築工事費や設備、外構、設計・監理など、家づくりの始めから完成までにかかる初期投資費用のこと。 一般的に言えば初期投資が多ければ維持していくのに必要な費用は少なくて済む傾向がある。

 犬釘(いぬくぎ)
レールを枕木に固定するときに用いる釘のことで、釘の形状が犬の顔に似ているところからこの名で呼ばれるようになった。

 犬走り(いぬばしり)
築地(1階基礎外周)とその外にある溝または庭園の間にある細長い平らな部分。

 豕扠首(いのこさす)
建築の妻飾りの一で、扠首の中央に束(つか)を立てたものをいう。扠首とは切妻屋根の両端に、それぞれ棟木(むなぎ)を受けるために合掌形に組む材。古くは上部を交差させて組んだ丸太をいった。

 命綱(いのちづな)
高い場所や海の中などの危険な場所で仕事をするとき、用心のためにからだに巻きつけておく綱のこと。

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 違反建築物(いはんけんちくぶつ)
違法建築物という場合もある。建築基準法などの許可条件に違反している建築物。許可申請をしないなど手続きに違反している場合と建築物自体が違反している場合がある。

 燻瓦(いぶしがわら)
粘土瓦の和瓦の一種で、粘土瓦を焼成する最後の仕上げに松葉を焼き、その炭素を表面に定着させた瓦のこと。灰色または、銀黒色で美しい光沢がある。高級品だが、施釉瓦に比べ、吸水性が高いため耐寒性に劣る。

 居間(いま)
住宅の中で、主となる人物あるいは家族が普段いる部屋のこと「茶の間(ちゃのま)」とよばれることも多い。

 芋積み(いもづみ)
組積工事において縦横の目地をそろえる積み方。コンクリートブロック造では縦筋を入れる。

 芋目地(いもめじ)
タイル、ブロック、石貼りレンガ貼り等の目地の種類で、縦横に一直線に通っている目地のこと。

 甍(いらか)
家の上棟や、屋根の棟瓦をさしているが、さらに瓦葺きの屋根そのものも例えば甍の並というように、甍ともいう。

 入隅(いりずみ)
2つの面が交差するとき内側にへこんだ隅角部のこと。これに対して外側に出っ張った角を出隅という。

 入幅木(いりはばき)
壁面より入り込んだ幅木のこと。

 入母屋(いりもや)
屋根形状の一つで、寄棟(よせむね)と切妻(きりづま)を組み合わせたもの。純和風建築に多く用いられる。

 色温度(いろおんど)
白色光源の色の違いを示す指標のこと。色温度の低い光源は、赤みを帯び、暖かい印象を与える。また、色温度の高い光源は、青みを帯び、冷たい印象を与える。照明用光源の光色は、通常色温度であらわされ、色温度をあらわす単位には、k(ケルビン)が用いられる。水銀ランプは、5800k、ろうそくの光は、1900k、月の光は、4200k。

 色の三属性(いろのさんぞくせい)
色の性質をあらわす要素として、「色相(しきそう)」、「明度(めいど)」、「彩度(さい
ど)」のことをいう。「色相」とは、色合いのこと。「明度」とは、色の明るさの度合いの
ことを言い、「有彩色」、「無彩色」の両方に存在する色の性質のこと。「彩度」とは、
無彩色にはなく、有彩色のみがもつ属性で、色の鮮やかさの度合いをあらわすもの
をいい、各色相の中で、最も彩度が高い色を「純色」という。

 色焼付け板ガラス(いろやきつけいたがらす)
フロート板ガラスの片方の面に、セラミック質の塗装を高温で、焼付け処理した不透明な色付きガラスのことをいう。独特の光沢を持ち、急激な温度変化にも耐え、同じ厚さの普通板ガラスの約2倍の風圧にも耐えると言う特徴がある。

 インシュレーションボード
軟質繊維板のことをいう。木材繊維を用いて圧縮成形した比重0.4未満の板のこと。遮音性、吸音、断熱性、加工性に優れている。天井や壁などの下地材や畳床、家具やキャビネットなどの心材に幅広く使用されている。

 インターロッキング
インターロッキングとは“かみ合わせる”という意味。インターロッキングは略称。インターロッキングブロックが正式名称。側面にギザギザを設けて噛み合わせをよくしたレンガ大の舗装用のブロック。 主にコンクリート製で、歩道や公園,駐車場、住宅のアプローチ等の路盤に使用される。

 インテリア
室内の内装と家具、照明、カーテンなど見えるすべてもの。組み合わせの設計をする人をインテリアプランナー(建設大臣登録資格)インテリアコーディネーター(通商産業大臣登録資格)などと呼ぶ。

 インテリアコーディネーター
通産省が昭和59年から新たにインテリア・コーディネーターの名称の資格制度を認定し業界内の名称を統一した。インテリア業界の店頭において、商品選択や組合せについて消費者に適切なアドバイスや提案をする能力を有する人ということで、試験はインテリア産業協会が主催している。

 インテリジェントハウス
色々な情報を自宅で受信し、発信もできる先進の住まいのこと。パソコンなどのハイテク機器と電話回線、AV回線を一本化して、さまざまな機能を実現しようとするもの。ホームセキュリティ、自宅に居ながらの買物、健康診断、銀行への出入金等々、機能は広げられる可能性が高い。

 インナーテラス
家の中のテラスのこと。リビングの一角や隣り合うスペースに設置され、床に外部用タイルを貼って土足で上がれるようにしたりできる。

 インパクトレンチ
インパクトレンチは工具の一種で、ボルトやナットを回す際、手で回すよりも簡単に大きなトルクをかけることができる。

 インバーター
電力の周波数を高い周波数に変換する装置のこと。蛍光灯を例にとるとインバーターにより、高周波数が得られ、明るくて静かで、ちらつきカットという性能を実現できる。エアコン、冷蔵庫、洗濯機などは、モーターの回転数をインバーターによりコントロールし、高効率を実現している。家電に幅広く応用されている。

 インバート枡(インバートます)
汚水の管詰まりを避け、掃除点検が出来るように、汚水管の要所に設ける枡のことで、汚水が滞留しないよう、マンホールの底に設ける。「汚水枡(おすいます)」ともいう。

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