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採石場から切り出されたままで、加工がされていない石のこと。「荒石(あらいし)」ともよぶ。
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未加工の石を積み重ねたもの。
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農地を宅地などほかの用途に転換すること。農地法では、転用または転用を目的とした権利の設定・移転に対して規制が設けられており、都道府県知事(4haを超える場合は農林水産大臣)の許可が必要となる。但し書きあり。略して「農転(のうてん)」と呼ぶことがある。
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上部、上端のこと。「脳天シールを打つ」などというふうに使う。
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ヒューズを用いない小型磁気遮断器。配線用遮断器ともよばれ、交流600ボルト、直流250ボルト以下の回路に多く使用される。遮断器とリレー(継電器)の機能をあわせもっており、ブレーカー自体が故障電流を検知してこれを遮断する。
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電線管を90度に曲げる場合に用いる曲げ管。
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屋根の最下部、建築本体から突き出した部分のこと。
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軒に覆われている部分。「軒裏(のきうら)」、「軒下(のきした)」ともいう。
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屋根が外壁面より外側に出ている部分を軒といい、その下側部分を軒裏という。基本的には防火構造としなければならないが、例外もある。
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軒天に換気口を取り付け小屋裏にこもった熱気や湿気を排出する小屋裏換気システムの一種。小屋裏の天井面の1/250以上の換気口を2ヶ所以上、換気上有効な位置に設ける必要がある。
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軒裏を隠すために張られた天井。
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軒先の一部に装飾用につけられた唐破風。主に玄関部分につける。
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小屋梁を支持し、柱の最上部を連結するためにかけ渡す横架材のことで、小屋梁、垂木を受けて屋根荷重を柱に伝える。
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軒先に使用する瓦を軒先瓦、軒瓦と呼ぶ。また唐草瓦さらに略して「唐草(からくさ)」とも呼ぶことがある。軒瓦は万十軒瓦、一文字軒瓦が一般的なもので、特殊なものとして木瓜剣唐草、垂剣唐草、花剣唐草、京花模様入唐草、京花模様入剣高唐草などがある。
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屋根の先の、軒の出た部分のこと。
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軒先瓦と広小舞などの間に出来る隙間。「雀口(すずめぐち)」ともいう。
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軒に覆われている部分。「軒裏(のきうら)」「軒内(のきうち)」ともいう。
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主尺と主尺上を移動する副尺(バーニヤ)とから成る物差し。主尺と副尺にある嘴はしで物を挟み、または物の内側に当てて厚さ・長さを測る。
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@屋根が下がって見えないように軒先に近づくにつれて 緩やかな勾配とすること。 A正面から見て屋根が左右に行くにしたがって上方へ反り上がる(軒反り)ように仕上げること。
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地面から軒の敷げたの上までの高さをいう。軒高さともいう。木造建築物では10mを超える事ができない。(ただし、構造計算によって確められた場合は除く)
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軒先の天井のこと。又はその高さをさすこともある。「軒天(のきてん)」は略語。
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屋根からの雨水を受け止める軒先の樋のこと。これを受けて地面に流すのが「縦樋(たてどい)」という。
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外壁より外側に出た屋根のことを「軒」という。「軒の出(のきので)」とはその出の寸法をいう。軒とは一般的に屋根勾配のついている方向を指す。
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瓦葺き屋根において、軒の出が大きい場合、軒先や螻羽を軽快にみせるために軒先部分を金属葺きや柿葺きなどにすること。「腰葺き(こしぶき)」ともいう。
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片流れの屋根が連続していて、横から全体を見るとギザギザの鋸の歯のような形をした屋根をいう。
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鋸(のこぎり)の人が握る柄以外の部分を指す。
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屋根の瓦や鉄板等の仕上材や防水の下葺き材を取付けるための下地材で、 一般的には合板が使われ、屋根垂木に釘打ちで止めつけられる。
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根の棟で、雁振(がんぶり)瓦の下に積まれる平瓦のこと。
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手水鉢のそばにすえておく石。清浄石のこと。
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化粧垂木(けしょうだるき)の上にあって屋根を支えている垂木のこと。
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職人たちの呼び方で鉄筋コンクリート造や鉄骨造の生産形態のように建設業者が元請けとなって下請業者を使うやり方のこと。
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玄関の扉などに取り付ける金物で、訪問者が輪の下端を前後に動かして座に取り付けた鋲をたたき、内部の人に来訪を知らせるためのものである。
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材料などを屋根の下に置かず、野外に積み置くこと。
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@製材したままでそれ以上加工がなされていない木材の面(めん)。 A採石したままでそれ以上加工がなされていない石材の面(めん)。
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自然石をそのまま積み上げる方法で、加工せずに積み上げただけなので石の形に統一性がなく、石同士がかみ合っていない。隙間、出っ張りあり城郭建築では敵に登られやすいのが欠点も排水性に優れ頑丈。
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溶接継手において、応力を有効に伝達すると考えられる溶着金属の厚さのこと。
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溶接継目を計算上、応力を伝達するものと考える断面。
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茶室や数奇屋建築に使用され、野根板を張った天井で、網代(あじろ)組や幅を変えて乱張り、屑(くず)張りなどにして使われる。
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外力や温度変化によって部材が引き伸ばされるときの材長の変化の状態とその量をいう。
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巻斗の一つ。組み物において隅肘木を受けるために、設けられる長方形の斗。
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戸などの取っ手のこと。 例えば「ドアノブ」などとよぶ。
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天井を作るための下地をで胴縁や下地板を打ちつける部材で、45cm〜90cm程度の間隔に配置された材をいう。
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木製の天井の骨組構成で、野縁の上にあって野縁を取り付ける約5cm角の角材のこと。
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建物の積算を行う場合に、同型、同種類のものを合計した長さのこと。
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庭の景色に変化を与え、より歩きやすくと、石を敷き詰めた園路のこと。
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請負代金を工事完成引き渡し後に直ぐに支払わないで、ある期間繰り延べる契約のこと。請負業者の立場からは立替え契約という。
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建築物の各階の床面積を合計した数字をいう。敷地が狭く、建築面積が少なくても、地下室をつくったり3階建てにするなどの工夫で延べ床面積を大きくすることができる。延べ面積と呼ばれることがあるが、正式には延床面積。
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階段の段板を支えるため、階段の勾配に沿って取りつけた板。上部を段形に切りこんだものは簓桁(ささらげた)といい、区別する。
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高い作業床への昇降や、材料・工具を運ぶための通路のこと。
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屋根勾配に合わせて斜めにかかっている梁のこと。
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切妻の屋根の端に、化粧と見切りを兼ねて取り付ける横木のこと。
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臍(ほぞ)の根元周りの平面部分。「胴付(どうつき)」ともいう。
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石表面を鑿(のみ)で叩き、粗い凹凸にしたもの。
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罫引とは平らな木材の表面に線を引く道具。 鑿罫引は、断面四角の樟に罫爪を植えたもの。棹は二本や、四本など複数仕込む。柄穴や溝などの幅を決める時に使用し、同時に何本もの線を引くことができる。建具・指物の仕事で多く使われる。
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部材を別の部材にはめ込む場合に、はめ込まれて見えなくなる部分のこと。
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天井裏・床下などの見えない部分に用いられる、かんな仕上げをしていない部材。
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下から見えない野垂木で構成された屋根。奈良時代までは地垂木が棟木まで延びて、その上に木舞を打って漆喰を塗るか、あるいは板を張り、土をおいて瓦を葺いた。
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盛土や切土における斜め部分をさす。
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法面(のりめん)に沿って測った最短距離。
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地下工事の施工において、掘削や躯体工事のために設ける鋼材により組み立てた構台のこ。
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法面(のりめん)の一番上の端の部分のこと。
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切土、根切りにおける傾斜面の勾配のこと。
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茶庭の内外露地を仕切る中門の内方にある石。亭主石を兼ねる場合もある。
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角叉など(他に銀杏草、布海苔)を炊いて抽出した糊の中に色土と微塵スサ(ワラスサの細かいモノ)、微塵砂などを混入した材料を薄塗りで仕上げる工法。
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斜面(法面)の一番下の部分のこと。「法尻(のりじり)」ともいう。
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上記記述の水捏ね仕上げの材料に海藻糊の溶液を少しだけ足した材料を使った仕上げ。
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斜面(法面)の一番下の部分のこと。法先(のりさき)ともいう。
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周囲に斜面をつけて根切をすること。
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法付けオープンカット工法(のりつけオープンカットこうほう) |
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建設する建物の周囲が広い場合に採用される工法で、安定斜面を残しながら掘削する方法のこと。
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敷地に余裕のある場合に、山留めを設けずに地盤の安定を保ちながら掘削する場合の地盤安定斜面のこと。
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建築様式の一つで、11世紀にフランス、ノルマンディー地方で確立された。ロマネスク式の一様式。
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木材と左官塗り材の馴染みを良くするため、柱の散り際に張り付ける材料。4〜5センチほどの寒冷沙や麻布を、割竹に釘で打ち付けたもの、もしくは割竹に薄い麻を巻き付けたもの。
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セメントを糊状に溶かしたもの。コンクリートの打設じに型枠からにじみ出た同様の状態の物も同様に呼んでいる。
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タイルの床張りの一方法。転圧した未硬化のパサパサモルタルの上にセメントペーストを流し込みながらタイルを張る方法。
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左官工事でセメントペーストを刷毛で塗り、コンクリートの表面仕上げをすること。 「あまがけ」ともいう。
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階段の上り下り時に滑らないように踏み板の鼻先に付けるすべり止め材をいう。木造などでは、踏み板そのものに溝などが事前に加工されている場合もある。
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ブラケット工法に相対する工法。鉄骨を現場で組み立てるとき、仕口のない柱と梁を溶接やボルトによって現場で接合する工法。工場製作の簡素化や運搬費の軽減を図ることができる。
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