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 W-Wallet 建築用語辞典 や


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数字

 ・矢板
 ・屋形天井
 ・夜間人口
 ・焼入れ
 ・焼き石膏
 ・焼付け塗装
 ・焼きならし
 ・焼き鈍し
 ・焼戻し
 ・矢切
 ・役石
 ・薬医門
 ・薬液注入工法
 ・屋久杉
 ・役物
 ・薬研
 ・薬研彫り
 ・矢蛸
 ・野帳
 ・やっとこ
******
 ・八足門
 ・雇い杭
 ・雇い実
 ・雇い実矧ぎ
 ・柳障子
 ・屋根
 ・屋根工事
 ・屋根勾配
 ・屋根漆喰
 ・屋根スラブ
 ・屋根伏図
 ・矢筈
 ・矢筈矧ぎ
 ・破れ目地
 ・山
 ・山石
 ・山が来る
 ・山風
 ・山形鋼
 ・山形トラス
******
 ・山形ラーメン
 ・山砂利
 ・山城
 ・山砂
 ・山燈籠
 ・ヤマトシロアリ
 ・大和天井
 ・大和張り
 ・大和葺き
 ・大和塀
 ・大和棟
 ・山留め
 ・山杢
 ・矢来
 ・槍返し
 ・遣り方
 ・遣方杭
 ・遣方貫
 ・遣り戸
 ・軟木
******
 ・やわら
 ・矢割り
 ・ヤング係数

 矢板(やいた)
軟弱地盤の掘削のときに、掘削後に土砂崩れが起きないように、掘削範囲の周囲に連続的に打ち込む土留め板。木製、鋼板、鉄筋コンクリート製などがある。

 屋形天井(やがたてんじょう)
天井形状の一つ。船の底を逆さま(逆V字)にした形状の天井。舟底天井よりも勾配が強いものをいう。数奇屋建築や茶室に使用され、化粧屋根裏天井としたものが普通で、船底天井に比べ勾配が強いものが多い。

 夜間人口(やかんじんこう)
ある地域における午前零時における常住者の人口。

 焼入れ(やきいれ)
鋼を硬くして、強度を増加させるためにある特定の温度以上まで加熱した後急冷する方法。

 焼き石膏(やきせっこう)
石膏を150℃程度に加熱して、結晶水を除去したもの水硬性を持ち、石膏プラスターなどに使われる。

 焼付け塗装(やきつけとそう)
加熱により塗料を乾燥させる金属仕上げのこと。

 焼きならし(やきならし)
熱処理のひとつで、結晶組織の大きい金属材料を高温から徐冷する操作をいう。

 焼き鈍し(やきなまし)
金属やガラスなどを適当な温度に熱してから、ゆっくりと冷却する方法。内部ひずみの除去、金属の軟化などのために行う。

 焼戻し(やきもどし)
焼き入れした鋼の強度や硬さを減少して粘り強さを持たせるため、適当な温度まで加熱した後、自然に冷却する方法。

 矢切り(やぎり)
盗賊などの入るのを防ぐため、塀などの上に竹・釘くぎなど、とがったものを取り付けたもの。「忍び返し(しのびがえし)」ともいう。

 役石(やくいし)
日本庭園の飛び石や石組みで、修景・機能などの面から要所に据えられる石。飛び石における踏み分け石・水揚げ石・沓(くつ)脱ぎ石など。

 薬医門(やくいもん)
本柱の後方に控え柱を立て、その上に女梁めうつばり・男梁おうつばりをかけ、切妻屋根をのせた門。

 薬液注入工法(やくえきちゅうにゅうこうほう)
軟弱地盤の根切りにおいて、薬液を注入して地盤を固める工法のこと。

 屋久杉(やくすぎ)
スギ科の針葉樹で鹿児島県屋久島に産する杉。和室の装飾材等に使用されている。

 役物(やくもの)
材料の一般的なの形状に対して特殊な形状のものをいる。タイルの入り隅や出隅用・切り欠きのあるもの、瓦の鬼瓦・隅瓦・谷瓦など。

 薬研(やげん)
Xの字に窪んだ形。Xの字型に窪んだ樋(とい)を薬研樋という。

 薬研彫(やげんぼり)
金石類に文字などを彫るのに、薬研の形状(断面がV字形)になるように彫ること。


 矢蛸(やだこ)
雇い杭の総称。雇い杭とは、杭打ちの際、杭天端(てんば)を地中にもぐるまで打ち込む場合に用いる鉄製の仮杭のこと。「やっとこ」ともいう。

 野帳(やちょう)
敷地や建築物などの測量結果を記録するために用いられる、一定の書式を持った手帳。

 やっとこ
@杭を地盤面以下に打ち込むときに、杭頭にのせる鋼製の長さ4bくらいの杭径に見合った鋼棒のこと。「矢蛸(やだこ)」ともいう。
A針金や板金などを挟むのに用いられる工具。

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 八足門(やつあしもん)
4本の親柱の前後にそれぞれ4本の控え柱を設けた一重の門。法隆寺東大門はその代表例。

 雇い杭(やといぐい)
杭打ちの際、杭天端(てんば)を地中にもぐるまで打ち込む場合に用いる鉄製の仮杭のこと。「やっとこ」ともいう。

 雇い実(やといざね)
接合する二部材と別の部材で作られた細木。または、これを用いて接ぎ合わせること。

 雇い実矧(やといざねはぎ)
板の接ぎ方の一つで、双方の板材の側面に溝を作り、その溝にはめ込んだ木片を介してはぎ合わせる方法。

 柳障子(やなぎしょうじ)
竪繁(たてしげ)障子の竪框と上下の桟を漆で黒く仕上げた障子のこと。「短冊障子(たんざくしょうじ)」ともいう。

 屋根(やね)
建築空間とその上空の空間とを仕切る目的で作られる建物の部分。通常、雨、直射日光、騒音、視線など建物の外部からの影響を遮ることが屋根の重要な機能であるが、内部の熱を外へ出さないという機能を要求される場合もある。

 屋根工事(やねこうじ)
屋根の下地や仕上げ、樋など屋根に関して行われる工事の総称

 屋根勾配(やねこうばい)
水平面に対する屋根の傾きの度合いをいう。一般的に何寸勾配などと呼ぶ。例えば、四寸勾配のばあい、水平に10垂直に4をとり、それらの端を結んだ斜め部分が4寸勾配と呼ぶ。

 屋根漆喰(やねしっくい)
屋根瓦の接合・固定や面戸を防ぐために用いられる漆喰。

 屋根スラブ(やねスラブ)
屋根として用いられる鉄筋コンクリートの床版。

 屋根伏図(やねぶせず)
屋根を屋根から少し上の位置から見た時の平面図のこと。

 矢筈(やはず)
矢筈板・矢筈敷き・矢筈矧(やはずはぎ)・矢筈模様などのようにV型に加工して作られているものの総称。

 矢筈矧ぎ(やはずはぎ)
板を平面的に接合する場合、接合面をV字形の凹凸に削って密着させる方法。
「樋部倉矧ぎ(ひぶくらはぎ)」ともいう。

 破れ目地(やぶれめじ)
コンクリートブロック積み・レンガ積み・タイル張りなどで、たて目地が直線的に連続しないもの。「馬乗り目地」とか「馬目地」ともいう。

 山(やま)
@土留工事における土または地盤。
A波板などの谷に対することば。
B主として大工が用いる8の数字の符牒(ふちょう)。

 山石(やまいし)
山に転がっている自然石のこと。転石、沢石、河石のように磨耗していない。

 山が来る(やまがくる)
土工事で根切りの斜面が崩壊すること。

 山風(やまかぜ)
山間地方において夜間に山頂から山の斜面に沿って吹き下ろす風。

 山形鋼(やまがたこう)
形鋼(かたこう)の一つで、横断面がL字形をした圧延鋼材。構造物に広く用いられている。

 山形トラス(やまがたトラス)
洋小屋組みで直線的な材料を用い、三角形を基本単位とする構造の骨組みで、かつ全体形状が山形になったトラスのこと。各部材の節点を回転自由なピン接合としたもの。

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 山形ラーメン(やまがたラーメン)
ラーメンとは構造物の部材間の結合が、外力による変形に対して抵抗作用をもつ剛接合でなされている骨組みのことをいうが、その形状が山形になっているものを、「山形ラーメン(やまがたラーメン)」という。

 山砂利(やまじゃり)
山地や台地から採取した砂利のこと。洗浄後、粘土や有機物を去り、コンクリートの原料となる。

 山城(やまじろ)
山の山腹に設けられた城。

 山砂(やますな)
山地や台地から採取した砂のこと。洗浄後、粘土や有機物を去り、コンクリートの原料となる。

 山燈籠(やまどうろう)
化け燈籠ともいい自然石を集めて石灯籠の形にしたもの。

 ヤマトシロアリ
イエシロアリと共に木材に食害を及ぼす有害昆虫。

 大和天井(やまとてんじょう)
板を互い違いに重ね合わせて、板の厚み分だけ凹凸があらわれるように張った天井仕上げ。若干、数寄屋造り風を強調した和室に用いられる。

 大和張り(やまとばり)
板の端を交互に前後や上下に重ねて打ちつける張り方。天井板・屋根板・羽目板などに用いる。

 大和葺き(やまとぶき)
流れの方向に対して、上下交互に厚板を重ね合わせ葺いたもで、板葺きの一種。

 大和塀(やまとべい)
板を交互に重ね合わせて打ち付けた塀。

 大和棟(やまとむね)
急な勾配の藁葺(わらぶ)き屋根の両妻部分を瓦葺きにして、一段低く緩勾配の屋根を設けたもので、奈良県・大阪府河内地方・三重県伊賀地方で行われた民家の一形式。

 山留め(やまどめ)
土地を掘削した場合軟弱地盤だったり、根切りの深さが大きい場合、崩壊する恐れのある掘削壁面を矢板やコンクリートなどで押さえること。
「山止め」と書くこともある。

 山杢(やまもく)
筍を縦に切ったときの断面のような形状をした杢のこと。中央が山形になった代表的な均整の取れた美しい板目の杢。「筍杢(たけのこもく)」ともいう。

 矢来(やらい)
形により角矢来、菱矢来、材料により竹矢来、丸太矢来などがあり、丸太や竹を荒く組み合わせて作った仮囲いや柵の総称。

 やらず
主に仮設物などに用いる。倒壊を防ぐために斜めに取り付けた突っかい棒のこと。

 槍返し(やりがえし)
2本の柱の間に、鴨居や敷居、框や落とし掛けなどの水平材を取り付ける方法。

 遣り方(やりかた)
基礎工事などを行う前に、壁や柱の中心、高低などを木杭に打ち付けた貫板に標示する仮設工事のこと。

 遣方杭(やりかたぐい)
遣方を行う際に、遣方貫を打ち付けるために地面に打ち込む杭のこと。

 遣方貫(やりかたぬき)
遣り方工事において遣方杭に水平に取り付けられる材で、高さの基準とするもの。

 槍り戸(やりど)
鴨居(かもい)と敷居の溝に沿って開閉する引き戸の板戸。平安時代の寝殿造で初めて用いられ、室町時代に入って書院造に多用されたが、引違いのものは違いの遣戸ともよばれた。

 軟木(やわぎ)
その名の通り柔らかい木で、針葉樹のことをさす。

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 やわら
鉄骨などに直接ワイヤロープを掛けて吊る場合、ワイヤロープと鉄骨を保護するために使う布類の当てもののこと。

 矢割り(やわり)
石の表面に矢穴という小さい穴を開け、矢という楔(くさび)を打ち込んで、石を適当な大きさに割ること。

 ヤング係数(ヤングけいすう)
ある材料が荷重受けたとき、その変形量を計算する時に使う係数。この数値が大きいほど変形量は小さくなる。荷重がなくなった時に撓んだままでない範囲で決定される。

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