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木材から板材をとる場合、年輪に平行にとった場合の心材に近い方の面をいう。反対側は木表(きおもて)という。一般的に木表側が収縮しやすく反り易い。
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漆の木から採取された乳状の液のことで、加工されていないもの。
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製材された板目材で樹皮側に近いほうの側。下見板以外は木表を表面にするのが一般的。
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工事に使用する機械や器具類の償却費や整備費、修理費などから構成される費用で建築工事の見積に計上される項目。
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ブームがラチス構造になっていて、荷の揚げ下げをウインチによるワイヤーロープの巻き取り、巻き戻しで行うクレーンのこと。
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鉄筋の継ぎ手の方法の一つで、重ね継ぎ手、ガス圧継ぎ手、溶接継ぎ手以外の継ぎ手の総称。
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ミキサーを用いてコンクリートやモルタルを練り混ぜること。
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火災によって発生した煙等を機械により強制的に屋外に排煙する方法のこと。
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パーツ化された階段製品で段板、側桁(がわけた)等の形状を規格化しておき、一定の範囲で階高、踏面(ふみずら)、蹴上げが変わっても対応できるように作られた階段。
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淡緑から暗緑色の緻密な片状岩で、輝石、角閃石の変成物からなり方解石が生成している。
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通常は含水率15%のときの比重で表し、気乾状態にある木材の比重を表す値。
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木で出来た杭のこと。
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木ねじの皿頭を埋め込むための皿穴を開けるために使用する。穂先が傘(かさ)のような円錐形をした錐の穂の一種。
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軒丸瓦に似て、瓦当(がんとう)部分に菊花の文様が付いており、棟(むね)積みの側面に装飾として用いる棟込(むなご)み瓦の一種。
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災や爆発などを起こしやすく、損害を与えるおそれのある物品。消防法では黄燐(おうりん)・石油類・発煙硫酸などをいう。 (消防法第二条七項)
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溶接金属内部に生じた空隙のこと。
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水中では硬化せず、空気中においてのみ完全に硬化する性質。石灰・石膏(せつこう)などにみられる。
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元来は寺院建築の連子(れんじ)に始まったとされる。木製の格子のこと。
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左官工事でコンクリートの均(なら)しやモルタルのむら直しに使用される木製の道具。 チーク製のものが多く使用されている。
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塗料を塗りやすくするために用いる薄め液のこと。
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学校・会社などが、学生や社員などに低廉な住居を提供するために設けた建物。
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病院、事務所ビルなどで同じ平面が何層にも連なる階をさす。
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垂直、水平方向に建物の基準として打たれる墨のこと。
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現行の建築法令に適合しなくなった日のこと。
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寸法を測ったり、壁や柱の位置を確定するために基準となる線のこと。
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日本エンバイロケミカルズ株式会社の商品名。一般名称はWPステンレス(木材保護着色剤)。木材内部から防腐・防カビ・防虫効果を発揮。日光や風雨に強い耐候性顔料を使用しているので木材保護にも優れた塗装材。
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モルタル塗りやメタル、ラス貼りなどの下地に打ちつける9mm〜12mm程度の小幅板。筋交いの計算などにも、これを補助するものとして、耐震的に有効であるとされている。また、ルーフィング押さえや、仮押さえなどに使うこともある。
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間柱や柱に7mm程度の隙間をあけて釘打ちした、左官工事の塗下地。
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在室者や家具などをのぞいた実質的な室の実容積のこと。
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セメント・顔料・砂・御影砕石などを材料にして、天然石に似せてつくった人造石のこと。
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三角測量に置ける三角網の一辺に設ける長さ3〜6kmの基本的側線のこと。「ベース」ともいう。
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建物を設置するためにすえる土台のことをいう。建物の荷重を地盤に伝達させる。独立基礎、布基礎、べた基礎などの種類がある。
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べた基礎のつなぎばりに囲まれて設けられるスラブ。基礎反力が上向きに加わる点が、ふつうの床スラブが上から荷重が加わるのと異なっている。
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土間床などの外周部に施す断熱のことをいい、基礎の内側を断熱する方法と、外側を断熱する方法がある。一般的には外側断熱が多い。
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基礎と土台の間に専用のパッキン材を挟み込むことにより、湿気のこもりやすい床下の換気を滞りなく行う工法のこと。通常の床下換気口の1.5〜2倍の換気能力がある。
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一戸建て住宅で、北側に玄関がある家のこと。南入りはこの反対で、玄関が明るく、温かい雰囲気の家。整理された住宅地では日照の関係で東西に家並みが続くことが多く、北入り、あるいは南入りの家が並ぶことになる。落ち着いた北入りの家も、最近では好まれるようになっている。
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第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域、第一種中高層住居専用地域、第二種高層住居専用地域においてのみ適用される規制。北側に建つ隣家の日照を妨げないように定められた制限。
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京都市北部の北山地区の山林で取れる杉で、主として床の間の柱に使う杉で、丸太で使うことが多い。
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風や視線を遮るために使用し、長さ1間の横木にT字形に2本の柱を土居(つちい)と呼ぶ台に差し込んで立て、帷(かたびら)という冬は練絹、夏は生絹でできた布を吊るしたもの。
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面の形状の一つ。方形の角を落として鋭角に削り、その両側に刻みを入れたもの。寝殿造りに用いられた室内調度の一つ、「几帳(きちょう)」の柱に用いられたことから由来する。
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打ち傷を付けないので、鉋刃(かんなば)の出し入れや部材をたたいて組むなどの工作等に使用され、頭、柄ともにカシやケヤキなど堅木(かたぎ)で造られた槌。
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物体表面の輝きの程度を表す量。光の発散面上のある点から観測方向に向かう光度を、その点を含む発散面の観測方向への正射影面積で割った値。単位はカンデラ毎平方メートル(cd/m2)。
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2本の門柱を冠木(かぶき)でつなぎ小さな切妻屋根をのせた、木戸の門のこと。従って「木戸門」とも呼ばれる。
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与えられた材料から必要な大きさの寸法、数量を歩留りがいいように割り振りして裁断すること。
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茶室で貴人用の出入り口。通常2枚の障子を立て、立ったまま出入りできるもの。
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茶室で、床(とこ)の前の畳。貴人の座席とされたところからいう。
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社寺建築で、頭貫(かしらぬき)・肘木(ひじき)・虹梁(こうりょう)などの端が柱の外側に突出した部分。握り拳や象・獅子などにかたどった彫刻などが施される。大仏様・禅宗様建築にみられる。
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測量器具の一。ガラス管または椀形のガラス容器内に、液体と気泡を密封し、気泡の位置により水平面を求めるもの。
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内部に小さな気泡を多量に含ませた多孔質のコンクリート。軽量で、耐火・断熱にすぐれる。「泡(あわ)コンクリート」ともいう。
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ジャグジーとしての名のほうが通っているが、これは商標。噴射口から気泡を噴出させ、マッサージ、リラクゼーション効果をねらった浴槽のこと。
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建築や建築群の設計にあたり、まずその基本的な事項をまとめ大網を決定する。これを基本設計と称し実施計画と区別している。
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陰陽道で鬼が出入りするといわれ、災いの襲ってくるといわれた方位のこと。
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茶室において一般の客がすわる 畳のこと。
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劇場などの入り口付近に設けられる、待ち合わせや休憩などに利用されるホールのこと。
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日照・通風を確保するために通常1階にあるリビング・ダイニングなどを2階に設けたプラン。密集した都市部では有効な設計手法。
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@不良地盤を改良するために表層土の一部を取り除いて入れ替える良質の土。 A砂地あるいは瓦礫を多く含む土地のような植栽に適さない地盤において、入れ替える良質の土壌のこと。「かくど」ともよぶ。
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短いはしごを八の字形にして自立する軽作業用の踏み台のこと。
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劇場における客席上部の照明制御室や舞台上部の通路や天井や屋根裏など高所に設ける点検用の幅の細い通路。
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上部を蓋状に覆った庇や4本柱で支えるベッドの装飾用の天蓋。外国映画などで見かける。 また、商店の軒先に掛けられた庇状のテントなど。
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@劇場の2階などにあるバルコニーのこと。 A画廊のこと。 Bイタリアのミラノにあるガレリアのこと。
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大学や研究所などの図書館の書庫内を小さく区画して設けられた、個人用の読書席のこと。
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水平な片方だけで荷重を支える梁、つまり片持梁のこと。「カンチレバー」などともいう。
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音を吸収するために使われる材料のこと。吸音率が比較的大きいグラスウール、フェルト、軟質繊維等の柔らかい多孔質材料や穴明き板等の共鳴吸収材料がある。
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天井、壁などで、音がその仕上げ材料に吸収される割合のこと。
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傾斜度が30度以上ある土地のこと。
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湯沸器、温水ボイラなどを使って飲用、浴用などの目的で温水を供給する設備。
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微量の酸化鉄・クロムなどを含み、波長の長い赤外線などを吸収して熱を遮断するガラス。「赤外線吸収ガラス(せきがいせんきゅうしゅうガラス)」ともいう。
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電気設備で受電のための機器類および監視制御装置などを内蔵した配電盤を、金属製のボックスにひとまとめに収納した受電設備のこと。
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堆積岩(たいせきがん)の一。直径4ミリ以下の火山灰が固まってできた岩石。もろいが加工しやすく、建築・土木用石材とされる。
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板ガラスを軟化点近くまで熱し、急冷して焼き入れを行い、表面や内部にひずみ層をつくることによって、耐衝撃性などを強度にしたガラス。割れると豆粒状に砕ける。
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芯の石膏にガラス繊維などの無機質繊維材料を混ぜ耐火性を高めたもので、中高層ビルの間仕切り、エレベーターホール、避難階段など耐火、防火、遮音の必用なところに使用される。
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京都を中心に発達した土壁上塗り技法の総称。「西京壁(さいきょうかべ)」ともよぶ。
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材料の強さ、硬さ、粘りなど試験するための試験体もしくは試験片。建設関係では、モルタル、コンクリートの強さ試験、鉄筋の引張などは多く用いられている。「テストピース」ともいう。
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関西方面で行われている木造建築の間取りにおける基準寸法の取り方。1間を6尺3寸(中京間)または6尺5寸(本京間)とする柱割りを基準とするものと、畳の寸法を6尺3寸×3尺1寸5分と固定し、畳割りによって柱芯々の寸法が変化するものとがある。京間に対し関東で行われている間取りを「江戸間」あるいは「田舎間」とよぶ。
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表面仕上げの一種で特にステンレスに多い。順々に細かい粒度の研磨材で研磨した後、さらにバフ研磨したもので、反射率が高い。ステンレスの場合、メーカーによって名称は異なるが、一般に600、700、800番をいい、特に800番は全鏡面ともいわれ研磨目がない。
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分譲マンションの専有部分以外の共用する部分。玄関ドア、窓枠、ガラスそのもの、住戸の外の廊下、階段、エレベーター、屋上、管理事務室など。
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圧縮応力度に対する許容応力度のこと。
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部材が耐え得る部材断面の単位あたりの応力のこと。
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応力度の最大値が許容応力度に達した時に作用する荷重のこと。
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魚の鱗のような形をした杢で、ケヤキ(欅)、エンジュなどに稀に出ることがある。
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土壁中塗りをした後、完全に乾燥させず(一日後か二日後)に水持ちが少しある状態で上塗りの材料を塗る仕上げのこと。
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屋根のかたちの名称。棟から両側に流れたかたちの屋根で、書物を半開きにして横に立てたかたちに似ている。護国寺月光殿(東京)、浅草寺ニ天門(東京)、旧加賀屋敷御守殿門(東大構内)などはこの形式。
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寸法の大きな部材を所定の大きさに再加工すること。
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高い地盤・斜面を切り取って低くし、平坦な地表を作る、あるいは周囲より低くする工事。または、その工事で切り取った土砂自体のこと。
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山や丘などを掘削し、人馬の交通を行えるようにした道。
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通用口、勝手口など、正面に対して脇や裏の出入口として設けられ、土塀や板塀の一部を切り抜いて作った出入口の門。
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切妻(きりづま)破風の略称。
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掘削により周囲の土が崩壊しないように設ける矢板などを支えるH型鋼などの水平部材のこと。
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敷居と縁板の間に設けられた長押のこと。
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「霧除け庇(びさし)」の略称。霧除けとは雨や霧が家の中へ入るのを防ぐため、出入り口や窓の上などに設けた小さな庇のこと。
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建築物や和船の設計で、各部の寸法、または寸法の割合。また、それを決める方式のことで、柱の寸法などを基準とした比で表す。
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金閣寺のものを原型とする、竹垣の形式の一つで、丈の低い四ツ目垣風のつくりで、上部を割竹で押さえる。
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銀閣寺のものを原型とする、竹垣の形式の一つで、石垣上に丈の低い建仁寺垣を一体化させる形で設けたもの。
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面の一つで、角材の出隅(角部分)をしゃくり、その中に凸曲面を作った面のこと。
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