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 W-Wallet 建築用語辞典 く


用語辞典
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数字

 ・クアハウス
 ・杭打ち
 ・杭打地業
 ・杭間浚い
 ・空気音
 ・空中廊下
 ・区画街路
 ・隅角部
 ・空気線図
 ・空地率
 ・偶力
 ・偶力モーメント
 ・釘
 ・釘隠し
 ・釘彫り
 ・潜り戸
 ・潜り門
 ・楔
 ・草葺き
 ・鎖の間
******
 ・櫛引
 ・櫛目
 ・鯨尺
 ・下り棟
 ・沓石
 ・クックトップ
 ・掘削機
 ・掘削工事
 ・クッションフロアー
 ・沓摺り
 ・躯体
 ・管柱
 ・組合せ応力
 ・組入れ天井
 ・組垣
 ・組子
 ・組天井
 ・汲取便所
 ・雲板
 ・雲障子
******
 ・雲筋違い
 ・クライアント
 ・グラウト
 ・グラティング
 ・グラスウール
 ・クラック
 ・グラニエ
 ・グラビティーヒンジ
 ・クラムシェル
 ・グランドホッパー
 ・グランドライン
 ・クランプ
 ・庫裏
 ・クリアラッカー
 ・グリル
 ・クリンカータイル
 ・グループホーム
 ・栗石
 ・グリストラップ
 ・繰出し窓
******
 ・グルニエ
 ・グレア
 ・クレオソート
 ・榑木
 ・クレセント
 ・クレモナ図式解法
 ・グレモン錠
 ・グレーチング
 ・クレーン
 ・黒打ち
 ・黒柿
 ・黒ガス管
 ・黒木
 ・黒球
 ・クロム
 ・クローゼット
 ・グローブ温度計
 ・クローラクレーン
 ・クロス張り
 ・鍬入れ式
 ・クーリングオフ
 ・クーリングタワー

 クアハウス
温泉地に設けられた保養所。多くは入浴施設とスポーツ施設をあわせもち、専門家の指導のもとに健康増進をはかる施設。

 杭打ち(くいうち)
建物の建つ地盤が軟弱である場合、建物の沈下などが考えられる。杭を打つことで建物を支える工事を杭打ちと呼んでいる。

 杭打地業(くいじぎょ)
「杭地形」とも書く。建物の基礎を支えるために地盤に対して行う杭(くい)打ち工事。

 杭間浚い(くいまざらい)
杭打ち工事が終わったあとの杭間の盛り上がった地盤を均すこと。

 空気音(くうきおん)
話し声やテレビの音、ステレオの音のように、空気の振動で伝わってくる音のこと。マンションなどでは問題となることがある。

 空中廊下(くうちゅうろうか)
建物と外部廊下の間に吹抜を設置し、通路と住戸を離す方法での廊下のこと。

 区画街路(くかくがいろ)
近隣住区等の地区における宅地の利用に供するための道路のこと。

 隅角部(ぐうかくぶ)
壁・屋・柱などが折れ曲がっている角の部分。

 空気線図(くうきせんず)
湿り空気がいろいろな状態にあるときのポイント(状態点)を、二次元座標にプロットしてチャートにしたもの。

 空地率(くうちりつ)
敷地面積から建築面積を滅じた面積を敷地面積で除した割合のこと。

 偶力(ぐうりょく)
物体の異なる二点に作用する力で、大きさが等しく方向が反対で作用線が平行な一対の力。物体の回転運動を生じる。

 偶力モーメント(ぐうりょくモーメント)
偶力が生じると物体は回転運動を起こすこと。

 釘(くぎ)
一端をとがらせた金属や竹・木などの細い棒。打ち込んで物と物とを接合・固定したり、物を掛けたりするのに用いる。

 釘隠し(くぎかくし)
長押(なげし)などに打った釘の頭を隠すための金属や木製の飾りのこと。

 釘彫り(くぎぼり)
長押(なげし)を柱に釘づけするとき、割れないように長押の裏面に彫った釘穴。

 潜り戸(くぐりど)
正門の横に設ける脇戸(わきど)や、扉や戸などの大きな建具の一部に組み込んだ、潜って通る小さな戸。通用口あるいは非常口として利用する。

 潜り門(くぐりもん)
くぐって出入りする小さい門のこと。通用口、勝手口など、正面に対して脇や裏の出入口として設けられ、土塀や板塀の一部を切り抜いて作った出入口の門。

 楔(くさび)
木や金属で、一端が厚く他端に至るにしたがって薄くなるように作ったもの。木材・石材を割るとき、重い物を押し上げるとき、差し込んだ材が抜け落ちるのを防ぐときなどに用いる。

 草葺き(くさぶき)
茅(かや)・葦(よし)・藁(わら)などで屋根を葺くこと。また、そうして葺かれた屋根をさす。

 鎖の間(くさりのま)
座敷の種類の一。座敷の性格としては書院に属し、座敷飾りができる。古田織部や小堀遠州らは、小座敷と結び、さらには書院までつなぐことにより、一日の内に座をかえて茶を楽しみ、かつ小座敷では得られない、書院風の座敷飾りを茶会にとりいれることを可能にした。

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 櫛引(くしびき)
塗り重ねる層の付着をよくするため、下層表面に櫛ごてで筋溝をつけること。 「櫛目(くしめ)」ともいう。

 櫛目(くしめ)
塗り重ねる層の付着をよくするため、下層表面に櫛ごてで筋溝をつけること。

 鯨尺(くじらじゃく)
江戸時代から、反物を測るのに用いられてきた和裁用の物差し。曲尺(かねじゃく)の1尺2寸5分(約38センチ)を1尺としたもの。もと鯨のひげで作られたのでこの名がある。

 下り棟(くだりむね)
切妻や入母屋などの屋根で、屋根の流れに沿って軒先に下がる棟の総称。位置によって平降り、妻降り、隅降りなどがある。

 沓石(くついし)
礎石の上、柱や縁の束柱(つかばしら)の下に据える石。根石(ねいし)。礎盤(そばん)。

 クックトップ
システムキッチンにビルトインされたコンロの部分。

 掘削機(くっさくき)
土工作業において土砂や岩石を掘削したり、掘削して積込みを行う機械の総称。

 掘削工事(くっさくこうじ)
地盤や岩盤を掘り取ったり削り取ったりするまたは、掘って穴をあける工事のこと。

 クッションフロアー
ビニール系床シートの一種。中間層に発泡塩化ビニールを使って弾力性を高めている。水がしみこまず、キッチンや洗面所、脱衣所など水まわりに用いられることが多い。

 沓摺り(くつずり)
洋室のドア下に設けられるドアの下枠をさす。床面から1-2センチ上げて設けられ、ドアの戸あたりとして用いる。靴摺りを省略することもある。

 沓脱石(くつぬぎいし)
玄関や庭から床へ上がるのに設ける段石。
 
 躯体(くたい)
建物の構造強度をうけもつ建物の構造体その物を指す場合と、躯体工事を指す場合がある。

 久根(くね)
元来は地境(ちざかい)のことを表す語で、関東、中部、東方地方で使われている。敷地の境に植えられる生垣のこと。

 管柱(くだばしら)
木造2階建て以上の場合に、各階ごとに横架材を支える柱。土台から軒まで1本の柱で通さないで、途中で梁や桁等の横架材て継いだ柱のこと。

 組合せ応力(くみあわせおうりょく)
圧縮応力と曲げ応力といったように、いくつかの応力の組み合わさって生じている応力のことをいう。

 組入れ天井(くみいれてんじょう)
格子状に組まれた化粧梁の内側に角材を縦横に組んだ格子を組み込み、格子間に裏板を張ったもので、格(ごう)天井の一種。

 組垣(くみがき)
木や竹を組み合わせてつくった垣。檜垣(ひがき)・唐垣など。

 組子(くみこ)
障子や欄間などの枠の間に縦横に組み込んだ細い部材のことで、釘を使わずに木を組み付ける。又は組子細工品そのもの。

 組天井(くみてんじょう)
上階の床裏・屋根裏に骨組みを組んで吊り下げて作る天井。極一般的な天井です。天井裏に配線や配管を通しやすく、埋込み型の照明器具(ダウンライト等)や空調機器の取付けが容易。

 汲取便所(くみとりべんじょ)
大小便を便壺にためておき、くみ取って捨てる方式の便所。

 雲板(くもいた)
床の間の背面壁上部に設ける幕板。

 雲障子(くもしょうじ)
外部より反射光を天井伝いに採り入れる効果があり、軒桁の真下にあるので、開けたままでも雨も入りにくい。縁側や雨戸の入る所の欄間部分に使用する障子。

 雲筋違い(くもすじかい)
小屋筋違いとも呼ばれ、小屋束と小屋束をつないでゆがみを防ぐ厚板材。

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 クライアント
建築に関してだけ使われる言葉ではなく、弁護士や会計士などでも使う。建築では建築家が建築主(依頼人)をさしていうことば。

 グラウト
土木工事で、基礎や岩盤の割れ目やすきまに、支持力増大・漏水防止などのために注入する、セメントペースト・モルタル・薬液などのこと。

 グラウティング
土木工事で、基礎や岩盤の割れ目やすきまに、支持力増大・漏水防止などのために、セメントペースト・モルタル・薬液などを注入すること。

 グラスウール
ガラスを繊維状にしたもので、短繊維などの断熱・吸音材のこと。外壁の内側や天井裏、内部の壁仕切り(間仕切り)などに使われる。

 クラック
ひび割れのこと。大きくなると有害。

 グラニエ
フランス語で屋根裏部屋のこと。ロフトと同意義儀語。

 グラビティーヒンジ
扉を開くと螺旋状にせり上がり、自重で自動的に閉まるようにしたもの。スーパーなどのトイレのドアに使われている。

 クラムシェル
バケットを装備し、上をつかむようにして掘削するショベル系掘削機の一種。直下の地盤や、狭い地盤での深い掘削に適している。

 グランドホッパー
コンクリートをコンクリートエレベーターのバケットに入れるときに用いる定置式のホッパーのこと。

 グランドライン
GLと略す。建築物の建つ土地の表面のこと。建物の基準となる地盤の高さのこと。グランドラインを水平に定め、これをもとにこれから建築する基礎や土台などの高さが決める。地盤面ともいう。

 クランプ
鋼製足場や型枠の組み立てなどに使う結合金物のこと。

 庫裏(くり)
仏教寺院における伽藍のひとつで、庫裡とも書く。裡は裏の俗字であり、どちらも“うち”や“なか”を意味する。また庫院ともいう。概要 寺院の僧侶の居住する場所、また寺内の時食を調える場所の意味。

 クリアラッカー
顔料を混入しない透明なラッカー。木製家具の仕上げなどに用いる。磨き仕上げにするもので塗幕が硬く、淡色で優美な光沢をもち、木部素地に用いられる透明な塗膜を形成する速乾性の塗料。

 グリル
ホテルなどの、洋風の一品料理などを供する軽食堂のこと。

 栗(くり)
建築の土台に最適でよく使用されており、他に家具、枕木、杭木などにも使用される。重硬で強度も高く、保存性はきわめて高い。

 栗石(ぐりいし)
割栗石(わりぐりいし)。岩石を割って小さなかたまりにした石材。基礎工事の際に地盤を固めるために、基礎の下に並べ、十分に突き固めるもの。

 グリストラップ
 廃食油(グリース)をせき止める(トラップ)ことから『グリーストラップ』と呼ばれている。廃食油を一旦せき止めるだけで、そのまま放置しておくと油脂分や汚泥が溜まり、悪臭や配管の詰まり、害虫の発生、ひいては深刻な地球環境の汚染の原因になっている。そのため多くの事業所では定期的に清掃業者に依頼しバキューム吸引を行う。

 繰出し窓(くりだしまど)
部屋の内部から窓の上または下を押して開ける形式の窓。「押出し窓(おしだしまど)」ともいう。

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 クリンカータイル
表面に食塩を塗、高温で焼成して作られたタイル。主に床材として使われる。

 グルドサック
団地内に住居者以外の車が入ってこないようにした道路の作り方のことで、通り抜けができないように設計してある。突き当たり部分は、Uターンしやすいように、ロータリーにしてある。

 グループホーム
認知症、障害者をはじめとする要介護者が、介護スタッフとともに5〜9名前後の少数規模で自立した共同生活を行う施設のこと。アットホームな雰囲気の中、各入居者の能力に応じて洗濯、掃除、食事の準備を手伝いなどをして暮らす形態を取り、これにより認知症の進行を遅らせるなどの狙いもある。

 枢(くるる)
@開き戸を開閉するため、扉の回転軸の上下に設けた心棒の突起。また、その突起を上下の枠のくぼみに入れて戸が回転するようにした仕掛け。
A戸締まりのため、戸の桟から敷居に差し込む止め木。また、その仕掛け。

 グレア
「グレア」はまぶしい光。ギラギラ輝く光の意。 照明の輝度が大きすぎる場合に、目に眩しさなどを与え物が見えにくくなったりする現象のこと。

 クレオソート
@ぶな科の植物を蒸留して作られた液。
Aコールタールを230℃〜270℃で分留して作られた液。
@、Aとも木材の防腐材として使われる。

 榑木(くれき)
丸太を四つ割にして心材を取り去った扇形の材のこと。

 クレセント
窓の締め金具で、渦巻きの形(あるいは三日月形)をしている。

 クレモナ図式解法(クレモナずしきかいほう)
静定トラスを図式にして解法する方法のこと。これは、今まで節点ごとに別々に書いていた示力図を、まとめて書く方法。これにより、図の数をいたずらに増やすことなく、効率的にトラスを解くことができる。

 グレモン錠(グレモンじょう)
cremorne boltの通称。気密を要する両扉などに要する両開き扉などに用いる戸締まり金物。把手の位置に付けられたレバーハンドルを回すと扉の上下からボルトが突出し、受座に入って扉を固定する。召し合わせ部からもラッチが出るので3点締まりとなる。

 グレーチング
グレーチング(grating)とは 直訳すると格子の意味。通常 道路,駐車場,厨房,公園,プールサイド等の排水溝などに使用される「みぞぶた」のことをいう。

 クレーン
重量物を吊り上げ、移動させる機械のこと。「起重機(きじゅうき)」ともいう。

 黒打ち(くろうち)
研ぐ前の鋼の黒い部分がそのまま残っており、刃先だけを研いである鋸や包丁などの道具類。錆びが出ても目立ちにくい利点がある。

 黒柿(くろがき)
カキノキ科の常緑高木。台湾・フィリピンなどに分布。心材は暗紫色で堅く、黒檀(こくたん)同様に建築・工芸用に珍重される。

 黒ガス管(くろガスかん)
配管用炭素鋼鋼管(SGP)はその内外面への亜鉛めっきの有無により 白管と黒管に区分される。黒ガス管はガス、水道、蒸気などの配管に使われる管で、亜鉛メッキを施さないもの。

 黒木(くろき)
樹皮つきの丸太のこと。

 黒球(くろだま)
雲母の黒い粒が一箇所に寄り集まった、御影石の欠陥のこと。同じように筋状に集まれば「より」と呼び、どちらも、ある程度は避けられない。どの程度を限度とするか難しい。「ぼさ」ともいう。

 クロム
元素記号は Cr。クロム族元素の一つ。銀白色の金属で、硬い。表面はすぐさま酸化皮膜に覆われ不動態を形成するのでさびにくく、鉄のめっき(クロムメッキ)によく用いられる。

 クローゼット
収納庫をさす。

 グローブ温度計(グローブおんどけい)
壁面などからの放射熱を測定するときに用いる温度計。黒色の艶消しエナメルで塗られた直径15cm・厚さ0.5mmの中空の鋼板球体の内部の気温を、密封して棒状の温度計で読み取る機器。

 クローラクレーン
キャタピラ(鋼板を帯状につなぎ合わせ、輪にして前後の駆動輪にかけ渡し、回転させて走行する装置)走行する移動式クレーンのこと。

 クロス張り(クロスばり)
住宅の内装仕上げに多用される壁紙仕上げのこと。種類は豊富にある。

 鍬入れ式(くわいれしき)
地鎮祭の時に行われる儀式の一つで、祭壇横に斎竹を四方に設け注連縄(しめなわ)を回しした敷地内に、忌鎌(いみかま)、忌鍬(いみくわ)の行事が行われる。

 クーリングオフ
割賦販売・訪問販売などによって契約を締結した者が、契約書を受け取ってから一定期日間内ならば申し込みを撤回し、契約を解除できる制度のこと。

 クーリングタワー
却塔。建物の屋上などに設け、吸熱して温度の上がった冷却水を空冷し、再び冷却器に戻す装置のこと。

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