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橋脚や大口径の杭などのように、断面の大きな柱、場所うちコンクリート杭においては、杭の直径が80p以上のものをいう。
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両側の屋根のひさしが重なり合っているような狭い路地。
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建造物の荷重を地盤中の硬い層に伝えるため,地業(じぎよう)としてコンクリートを主体とした太い棒状のもの(ピアという)を用いる基礎。
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放熱器内の空気を抜いて暖房効果の低下を防ぐために用いられる弁。「空気抜き弁(くうきぬきべん)」ともいう。
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鉄骨造で、母屋や胴縁などを梁や間柱などに取り付けるために、小さく切断して用いられるアングル。
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@溶接棒が溶けて生じた波型の帯状部分。 A柱などの入隅や出隅部、家具などに施される玉飾り。
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ヒートアイランド現象(ヒートアイランドげんしょう) |
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郊外の自然地域に比べ、都市部ほど局地的に気温が高くなる現象。高温域が島状の形になることからこう呼ばれる。熱帯夜は夜間の最低気温が25度以上のこと。真夏日は最高気温が30度以上の日。猛暑日は最高気温が35度以上の日。
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建築躯体を構成する部材のなかで、断熱材を他の材料が貫通している等の理由で生じる熱を伝えやすい部分。冬はその部分から熱が逃げ、内表面はその他の部分に比べて温度が低くなり、結露することがある。熱橋(ねっきょう)とも言いう。
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熱の移動によって冷暖房を行うシステム。エアコンや冷蔵庫に同じ原理で用いられている装置。エアコンはこの原理で冷暖房を行う。エネルギー効率のよい空調システムとして広く使われている。
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紐や針金などの結び止めに用いられる金物。
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溶接部をハンマーで叩いて二次応力を取り除くこと。
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山留めの背後が沈下し根切り底を押し上げる現象。
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大きな円を描く時に用いられるコンパス。
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建物の隅に斜めに入れて、建物の変形を防ぐ部材をいう。火打梁(ひうちばり)が正式呼称。
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襖の枠組みを固定させるために、四隅に打ち付ける板。
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木製火打材の代わりとなる、床構面の隅角部にかかる圧縮・引張に対抗するための構造金物のこと。取り付けは、六角ボルトと平釘の併用する。
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軒桁と妻梁などのように、水平に直行する部材間の隅を補強するために、斜めに架け渡された部材。
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土台の隅のところに入れ、地震等で建物が変形するのを防ぐ部材
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寺院建築などで、地垂木(じだるき)の先端にのり、軒先までのびている垂木。
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@控え柱の略。 A間知石(けんちいし)の長さ。
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壁に加わる横方向の力に対して、転倒を防ぐために壁から突き出した状態の補強用の壁。ブロック塀などに良く見かける。
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壁や塀などの補強用に取り付ける傾斜支柱のこと。
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檜(ひのき)の薄板を網代(あじろ)に編んでつくった垣根。
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中、高層の建物によって周囲の建築物等に与える日影を一定限度以下に規制することによって、日照などの住環境を保護しようというもの。
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太陽光線を受けた建物が、落とす影を時刻ごとに表した図面。同じ字でも「にちえいず」とも呼ぶ。
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寝殿造りで、東側に設けられた対屋。
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東側から見た建物の姿形(すがたかたち)。透視図的な表現ではなく総てを水平、平行に画いた図面。
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レーザー光を用いた通信方式。光ファイバーケーブルに送出する装置と、受信した光信号を電気信号に変換する装置を用いて、電気信号を光信号に変換して通信する。外部からの雑音の影響が少なく、高速に大量のデータ通信が可能。
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乳白樹脂などの拡散透過板を天井の大部分に張り、その上部に光源を配置した照明設備。直接照明手法の一つである。光天井は代表的な面光源の例で、拡散透過板が一様に輝いてみえることがたいせつである。
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光を送るための極めて細いガラスでできた繊維。光による情報伝達を可能にしたケーブルは光通信をはじめ、医学分野では内視鏡などにも用いられている。
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車のヘッドライトや懐中電灯の光を反射させる塗料。
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市街地の美観を維持するために都市計画法により定められる地区。建造物・屋外広告物などが規制される。
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割材のうち,一般に盤と称されるものをいい、一定の規格は定められていない。米材に多く、厚さ3〜6インチ(7.6〜15.2cm)、幅10〜12インチ(25.0〜30.5cm)、長さ20フィート(6m)以上のものとしている。
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切断機でひいたままで、まだ加工されいない石。
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回転する鋸(のこ)刃で切り出した板。のこくずが出る分、歩留まりの関係上コストアップになるが、スライスでは難しい厚みのある材を生産することが出来る。
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製材品のうち、厚さ・幅ともに7.5センチメートル以上のもの。横断面が正方形の正角(しようかく)と長方形の平(ひら)角とがある。
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木工用の細身の歯の細かいのこぎり。
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引き戸の一種だが、壁の中に建具が収納される形式や壁の一部を薄くして壁からはみ出さない形式のものを指す。
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石積みやタイル貼りの仕上面より引き込んで設けられる目地。逆に仕上げ面より出っ張って仕上げられる目地を「出目地(でめじ)という。
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木材を斜めにカットし、その断面=木口を見せない接合。接着剤のみでは強度不足になるので、溝を加工してそこに薄い木を挟み込む。額縁やガラス枠扉によく用いられる。
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舟形の特殊な形状の鏝を使い、パターンを付ける仕上げ。数寄屋、茶室などで仕上げられることが多い。
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ロープやチェーンなどで引くことによって、窓が開放される形式で比較的高い位置にあもの。
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文字や寸法などを示すために用いられる線。
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木材を製材した状態の寸法で、通常製材工場出荷時の寸法を指し、流通時の呼称寸法となる。
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引き戸の一つで、2本のレール、または溝の上で、2枚の戸を左右のいずれかに引いて、開閉する形式のものをいう。引違い戸は、戸を開けた際に2枚の戸は、重なった状態になる。引き違い戸は、障子、窓、襖など、様々なところに一般的に用いられている。引き戸には、引き違い戸の他に、「片引き戸」、「引き込み戸」、「両引き戸」などの種類があり、様々なところに幅広く用いられており、日本独特の開閉様式。
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ひきならした土。平たくならした土地。
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戸や引出しを開閉するとき、手を掛けて引くために取付けられた金具。襖などの掘り込みした部分を一般的にいう。
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障子やフスマのように、左右に引き動かすことで開け閉めを行なえる扉をいう。
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引き違い戸や方引き戸の施錠の総称で、引違錠、外締錠、両面締まり、面付鎌錠、クレセントがある。
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敷居 や厚板、框などを裏側から止める部材で、釘を使わずに、蟻の付いた角棒に、穴をあけ、楔で、引き寄せる方法。
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石材をのこでスライスしたままの表面のことをいう。
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形が棒状のドアの把手。又、引き戸に把手として使用される場合は「引き棒」、或いは「引き手ハンドル」と呼ばれることがある。押す場合は「押し棒」と呼ぶが、一般的には引く場合でも「押し棒」と呼ばれることが多い。
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歌舞伎劇場において、舞台と観客席を仕切るとともに、横方向に引くことによって開閉することが出来る幕。
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家屋の直角部分で90度回転させて開閉ができるようにした戸。雨戸などにもいいられる。
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回し鋸の一種で、本来は押し勝手に作られたものを押し廻し・突き廻しと呼ぶのに 対し、引き勝手に作られたものを引き廻しと呼ぶ。
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建物の各部分に均等に無理なく力を加えて柱、梁、屋根を損傷することなく移動させる合理的な工法。
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物質の強さを表す物理量のひとつで、密度あたり引っ張り強さである。比強度が大きいほど、軽いわりに強い材料である。
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主に木造軸組工法の建物で使用する、補強金物のひとつである。この金物は、地震時や台風時に柱が土台や梁から抜けるのを防ぐために必要不可欠な金物で、柱脚(柱の下部)と柱頭(柱の上部)の両方に取り付けるものである。「ホールダウン金物」ともいう。
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引戸で、2枚戸を一筋(一本)の溝またはレールに沿い、それぞれが左右に引いて開閉する方式の戸のこと。
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曲面の屋根や反りがついた屋根などで、部分的な勾配が異なるとき、頂上部の棟から流れ尻までを直線でむすんだ勾配。
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鋸(のこぎり)で挽いて二つにすること。また、そのように挽いた木材など。
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正割りや平割りのような厚さ75o未満、幅は厚さの4倍未満の製材。
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外部の景色を一枚の絵の様に借景することが出来る位置に設ける窓のこと。多くははめ殺しで、その一部に換気用の開口または鎧戸を設ける場合が多い。
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壁に写真や絵画などを飾る際に,くぎを打って壁に穴を開けなくてもよいように、吊るすためのワイヤー・フックを取付けたレールをいう。 壁と天井際に取り付けることが多い。
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ピクトサイン(案内用図記号)とは、言葉や文字に代わって絵・図を用いて一目でその表現内容がわかるようにされた情報提供手段のこと。
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トラップ内部の排水があふれ出ることによって、流れるトラップのことを言う。非サイホン式トラップは、毛髪などのような異物を阻集できると言うメリットがあるが、デメリットとして、サイホン式トラップのような、自浄作用がない。トラップの形状によって、「ドラム型トラップ」、「椀型トラップ」などに分類される。
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髭子を打ち付けて行う散り廻りの一つ。髭子は亀裂防止や浮き防止に使用する麻で出来たもの。
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建築物において出入口、窓などの上に日差しや雨水を遮るために部分的に設けられた突出物をいう。
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394〜1453年のギリシャなど地中海東側の建築、装飾、家具の様式のことをいう。ビザンチン様式は、平面の上にドームを架ける技術を完成させている。代表する建築物は、ベネチアのサン・マルコ大聖堂、イスタンブールのアヤ・ソフィアなどがある。また、家具では、象嵌(ぞうがん)や彫刻によって装飾されているのが特徴。
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檜(ひのき)の薄板を網代(あじろ)に編んでつくった垣根。檜垣とも書く。
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すわった姿勢で肘をかけられるくらいの高さの位置に、外側に張り出してつくった窓。
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金属板などで屋根をひし形に葺き上げること。
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社寺建築などで、斗(ます)と組み合わせて斗(ときょう)を構成する水平材のこと。
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柱に取り付ける壺状の金物。扉に付けた肘金(ひじがね)をはめ込み、蝶番(ちょうつがい)のように開き戸を開閉させる。
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びしゃんは石工事用に使われるハンマーの一つ。槌の端面に碁盤目状に突起があり、突起の数から、5枚(25目)、8枚(64目)などと呼び、石材表面の叩き仕上げに用いられる。これで叩いた仕上げをびしゃん叩きという。
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ある物質の質量とその物質と同じ体積の標準物質との質量の比。単位は無名数。標準物質は、一般的に4℃の蒸留水。
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ラチス梁やトラス梁のようにウェブ部分に隙間のある材料のこと。
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火災や地震などの非常の場合避難に使用するために、平時の昇降用以外に設けた階段のこと。設置義務の建物は建築基準法で定められている。
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害や事故が発生したとき、建築物の中にいる人が避難するための出入口。通常、避難口を示す記号、もしくは非常口という文字によってその位置が表示されている。非常口に要求される性能は、その位置がすぐに見分けられること、内側から容易に開放できること、障害なく通過できること、である。
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災害時に、停電しても避難活動を可能にするために、最低1ルクスの照度を確保するように取り付けられる非常用照明器具のことをいう。非常用照明は、停電の際、自動的に非常電源に切り替わり点灯する。
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防災電源に用いられ、消防法による非常電源又は建築基準法による予備電源として設置する自家発電設備。
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建築基準法では、建物の高さ31m以下の部分にある3階以上の階には、火災時などの非常用進入口の設置が義務づけられている。ただし、非常用エレベーターがある場合、または非常用進入口に代わる進入口がある場合には、適用を除外される。
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非常時における避難や救助などのために、高さが31m以上の建築物に設置が義務付けられているエレベーター。
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小さなネジの俗称。
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展望。眺望。特に、枠がまえされた見通しの景色。都市設計・庭園設計などでいう。
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物体が外力・外圧を受けたときに生じる「ひずみ」を計測する機器・装置。建築材料や構造部材に生ずる歪みを実験する時に測定するもの。
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@鉄骨建方で垂直でない部分を修正すること。「ゆがみ直し」ともいう。 A溶接で生じた母材のゆがみを取り除くこと。「ひずみ取り」ともいう。
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地震、風圧による水平力や建物の自重(固定荷重)、積載荷重、積雪荷重などの鉛直力に抵抗するための構造的に重要な壁を体力壁と呼び、それ以外を非耐力壁という。
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土地の使用権や所有権を表す単位。
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瓦の裏面に突起のある瓦。屋根面に引っ掛ける桟があり、ここに突起を掛けて葺く。
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照明器具用の天井配線器具のこと。引っ掛けシーリングは、左にねじるとはずれ、右にねじると引っ掛かって固定される。下側のはずれる部分に、照明器具のコードを接続し、照明器具を取り付ける構造になっている。形状によって「丸型引っ掛けシーリング」や「角型引っ掛けシーリング」などの種類がある。同種のものに「ローゼット」がある。
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@リベットやボルトが等間隔で並んでいる場合の中心間の距離。 Aタールや石油などの蒸留時に生じる黒色の固形物。(コールタールなど) B音の振動数。 C作業能率の調子。
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穴、くぼ地の事で、建築業界では建物の基礎梁の間を利用したスペースをいう。例えばエレベーターの最下階部では1.2〜1.6m程度の深さのピットがある。
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曲げ部材において、中立軸から最も遠い引張側の表面。
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部材を軸方向に伸ばそうとする外力に抵抗する一対の力。
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部材を引き延ばそうとする荷重。
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繊維や金属などが一定方向に引っ張られたときに、断裂せずに耐える限界の強度。単に引張りということもある。
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材軸方向に引張力を受ける部材をいう。または、引張力を受ける部分に使用する材。
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材料や部材の引張り強さを求めるための試験。
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引張力に抵抗させるために入れる筋交。
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部材が引張力によって破断する際の強さ。
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鉄筋コンクリート造において、曲げを受ける部材の引っ張り側に配置された主筋。
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材軸方向に部材を引き伸ばそうとする力。
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室内の換気を行うのに必要な新鮮空気の必要量。
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女性用の局部洗浄器。
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工事現場における仮設の枠組足場の一種である。ビテイ(ビティ)とは考案者のデビッド・イー・ビティの名前から取ったものである。鋼製枠組み足場の事であるが、最近ではアルミニウム製などの軽量の足場も使用されている
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鉄以外の金属の総称。銅・鉛・亜鉛・スズ・ニッケルなど。
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銅合金やアルミ合金などのように、主成分が鉄を含まない合金。
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フランスのピトーによって、ベルヌーイの定理を応用して考案された流速測定装置。
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一側足場(ひとかわあしば)とは、建築現場における足場の構築方法の一種である。建地にブラケットを取り付け、その上に足場板を敷き詰めた一列建地の足場を指す。同字を「いっそくあしば」と呼ぶこともある。
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雨戸などに用いられる溝が一つの鴨居。
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壁から一段だけ前方へ突き出した形式の組み物。「出組(でぐみ)」ともいう。
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飛檐垂木(ひえんだるき)がなく、地垂木(じだるき)だけの軒。二軒(ふたのき)に対していう。
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町場の大工などに多く、常雇いで職人を雇わず、小規模の建物は一人で仕事ができ、助けを必要とするときに応援として職人を集め親方として仕事を取りしきれる者。
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実物を小さくかたどって作ったもの。模型。
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鯨尺(くじらじゃく)の3寸5分を1尺とした物差し。
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ゴシック建築で、控え壁などの上に取り付けられた小塔。飾り尖塔。
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床の間の脇にもうける違い棚は、名前のとおり2段になっているが、上下の段をつなぐ短い束を海老束、もしくは雛束という。上の段の端には筆返しという飾りが付き、下の段とを海老束が結ぶが、飾り的な要素が強い。
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長押と床柱との取合部の納め方で、床柱の正面の見付幅の1/6程度残した位置で長押を止めて、その小口を同材にて留に納める方法。
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一般には、直接地上に通じている、避難する際に有効な階段を「避難階段」という。しかし建築基準法では、耐火構造の壁で区画された階段で、屋内からの出入り口等についても規定に適合した階段であることなどの条件が、それに付加される。避難階段には屋内避難階段と屋外避難階段の2つがある。
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建物に災害,特に火災が発生したときに,それを使って建物の外へ避難するためにつくられた施設。建築基準法では、災害時 (主として火災時) に建物内にいる人間を安全に地上に避難させるための施設として、廊下、階段、避難階における出入口、避難上有効なバルコニー、屋外通路などを、消防法では避難設備として滑り台、避難はしご、救助袋、緩降機、避難橋、誘導灯、誘導標識などの性能を規定している。
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非常時の避難を円滑に行うために、敷地内において確保される通路。建築物の構造や規模、同一敷地内にある建築物の数などによって幅員が定めれれている。
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ビニル樹脂を素材として作られた壁紙で、大量生産に向いているので現在多くの壁面、天井面に使用されている。 安価。
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塩化ビニールに、充填材と顔料を加えてロール成形した床仕上げシートのことを言う。ビニール床シートは、耐薬品性、耐摩耗性、耐水性に優れるが、熱に弱いと言う特徴がある。ビニール床シートは、構成層などの違いによって、「クッションフロアシート」、「長尺塩ビシート」、「インレイドシート」、「ソフトインレイドシート」、「複合塩ビシート」などの種類がある。
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塩化ビニールに可塑剤、石粉、顔料などを加え、タイル状に加熱圧延成形した床仕上げタイルのことをいう。耐水性、耐磨耗性、耐久性に優れると言う特徴がある。ビニール床タイルは、バインダーの含有率が35%未満のものを「コンポジションビニール床タイル」と言い、含有率が35%以上のものを「ホモジニアスビニール床タイル」という。ビニール床タイルは、「Pタイル(プラスチックタイル)」とも呼ばれている。
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綿織物やメリヤス地の表面にビニール加工を施した布地。
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物質1グラムの温度をセ氏1度上げるのに必要な熱量。
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瓦屋根などに用いられる雨押え漆喰のこと。
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垂木を母屋・軒桁・棟木などに取り付けるための金物。金物の半分で90°捻ってある。
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針葉樹の一種で木理直通で、特有の芳香があり、光沢が美しく、害虫に強く、緻密で、弾力性、加工性、耐久性、耐湿性、耐水性に優れるという特徴がある。檜は、建築材として最も多く用いられていて、上級建築材、磨き丸太、浴槽、建具、家具、樹皮は屋根葺き材などに用いられている。檜は、木曽五木(きそごぼく)の一つで、その他に、さわら、槙(まき、こうやまき)、翌檜(ひば、あすなろ)、ねずこがある。
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天皇の昼間の居所のこと。「ひのおまし」とも読む。
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製品や試料を破壊することなく、内部の傷の有無や状態などを調べること。非破壊試験。探傷法。
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居・鴨居(かもい)の溝のふち。
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茶室の入り隅に取り付けられる2枚の吊り棚を二重棚、2段棚というが、その内上の棚より下のほうが小さいものを雲雀棚(ひばりだな)という
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展色材の別称。
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部材と芯線の周囲を被覆材でコーティングした溶接棒との間にアークを発生させ行う溶接。「被覆金属アーク溶接(ひふくきんぞくアークようせつ)」ともいう。
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屋根の上を人間が歩かないことを前提にした、防水層を露出させて施工した屋根。
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板傍(いたそば)をそれぞれ凸と凹のV字形にして矧ぎ合わせる。 「矢筈矧ぎ(やはずはぎ)」ともいう。
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がんぶり瓦やのし瓦などのような、棟瓦の接合部に細長く塗る漆喰。
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棟の最上部に載せられる瓦で、棟瓦の種類の一つである。棟瓦そのものも冠瓦と呼ぶ場合もあるが、棟瓦のうち比較的平たいものを伏間瓦(ふすまがわら)、丸形や山形になった背の高いものを冠瓦と呼ぶ。このうち丸桟冠瓦の瓦の形状は丸くなっており、単に丸瓦と呼ばれることがある。重なる部分が紐のように丸くなっているものを紐丸瓦という。
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密着張りのこと。平坦な下地に張付けモルタルをぬり、衝撃工具(ビブラート)でタイルを埋めるように張付ける工法。塗り置き時間の影響が少ないが、深目地になりやすい。
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開き戸の開閉動作を、丁番を用いずに吊り元の上下を結ぶ軸線を中心にした回転によって行う建具金物。 「軸吊り金物(じくつりかなもの)」ともいう。
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多種類の商品を陳列・販売する大規模小売店のこと。「デーパートメントストア」のことで一般的には「デーパート」と呼ばれていう。
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ガス栓の一種でガスホースがはずれた場合、自動的にガスを止める過流出防止機構が付いた安全なコックのことをいう。ヒューズコックは、閉止弁、シリンダー、ボールなどで構成され、通常時には、シリンダーとボールのすき間をガスが流れ、過大な量のガスが流れた場合、ボールが浮き上がり、シリンダーとボールのすき間をふさぎ、ガスの流れを遮断する仕組みになっている。
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コンクリートを型枠に入れて回転し、遠心力を利用して締め固めた鉄筋コンクリート管。オーストラリアのヒューム(W.R.Hume)が発明。導水管・下水管などに用いる。
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一定の色彩系統の規則に基づいて、整理分類し表示された色彩体系のことをいう。表色系の種類には、アメリカの画家、マンセル[Albert H. Munsell]が考案した「マンセル表色系」や、「修正マンセル表色系」、ドイツの化学者、オストワル[WilhelmOstwald]が考案した「オスワルト表色系」、「CIE表色系」、「日本色研配色体系(PCCS)」などがある。
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サムターンなどを動かすことによって、空き室又は使用中などを表示する錠。
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スイッチが入っているかどうかネオン管で灯が点くようにしたもので、消し忘れ等の防止に使う。
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地盤の工学的性質(N値)及び試料を求めるために行われる試験。
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国または地方を単位とし、その内部で共通に用いる時刻。一般に、協定世界時を基準とし、これと1時間の整数倍だけ違う平均太陽時を採用している。
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セメントの強度試験を行うために、モルタルでつくる供試体に用いれれる砂。
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日本建築学会が作成した建築工事標準仕様書などのように、建築工事を標準化するために作られた仕様書。
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色を正確に表現するために定量的な表示方法。
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地表から数十メートルまでの地盤のこと。その下の地盤と比べ、はるかに軟らかい。たとえば関東では関東ローム層という赤土の部分で、富士山の火山灰が堆積したもの。
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軟弱な地盤に固化材をまぜて固めるなどして、沈下防止や地耐力の強化を図る工事。
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引張試験などにおいて、変形量を測定するために予め印をしておいた二点間の距離。
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表面張力を著しく低下させる物質。水に対しては、せっけん・油・アルコールなど。 界面活性剤ともいう。
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溶接ビードの表面、乾燥による木材の表面に生じる割れ。
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パーゴラやルーバーなどの日照を調節するために用いられるものの総称。
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社寺建築に使う込み栓の一種で、左右の茅負(=広小舞の厚いもの)を斜めに貫くもの。鵯栓(ひよどりせん)を打つことにより、軒先の隅が下がりにくくなる。
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別荘や別宅のこと。
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鉄平石(てっぺいせき)の異称。板状節理がよく発達した、輝石安山岩の石材名。長野県諏訪市などから産出する。容易に薄板状になり、化粧石・敷石などにする。
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雷針は建築物などを落雷から守るために屋上などに立てる、先のとがった金属棒のこと。導線で地面と接続し、地中へ放電させる。
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@石綿セメント板の総称。 A薄くて平らな金属板。 B幅の小さな板。
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薄い金属板などを用いて,平たく屋根を葺くこと。
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建物の平、すなわち大棟と平行な面に出入り口のあるもの。「妻入り(つまいり)」ともいう。
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@金属を打って平たく延ばすこと。 A木材の繊維方向の同じ材を合わせて打ち付けること。
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経糸と緯糸が1本ずつ交差させて織る方法のことで、最も基本的な織り方のことをう。平織は、「モスリン」、「キャラコ」、「ギンガム」、「天竺(てんじく)」などがある。「三原組織(さんげんそしき)」の一つ。
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梁や桁などに用いられる断面が長方形の製材。
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平入りで、側面に唐破風のついた門。
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本瓦葺(ほんかわらぶ)きで用いる、断面がゆるい弧状をなす長方形の瓦。平行して縦に並べ、境目に丸瓦をかぶせて葺く。女瓦(めがわら)ともいう。
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台が平らな一般的な鉋(かんな)のこと。平面を削る時に使用する。台の底部の湾曲している反台(そりだい)鉋に対していう。
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この勝手呼びはISO規格と日本の慣例の拠るのとがある。日本の慣例によるものは、サッシ協会の標準となっているもの。基本的には、丁番の見える側に立った人が見て、右側に見えるものを「右勝手」、左側に見えるものを「左勝手」と呼ぶ。サッシ業者にはこれは共通の事柄である。しかしながら、ドアクローザー(ドアチェック)やフロアヒンジはこの逆で右勝手の扉に設けるドアクローザーは左と呼ぶので注意が必要。
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軸を中心に前後に押して開閉する、スイング式の戸。片開き戸・両開き戸・観音開き戸などがある。
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コンクリートに開けられた穴に打ち込むと、打ち込んだ先端部分が開いて固定するように加工されたボルト。器具などの取り付けに用いられる。
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開き戸に同じ。軸を中心に前後に押して開閉する、スイング式の戸。片開き戸・両開き戸・観音開きなどがある。
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形状が単純に平たい帯状の鋼材のこと。「フラットバー」とも呼ぶ。
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外壁と同じ位置につくられた格子。
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@矩勾配(45°)までの緩い勾配のこと。 A寄せ棟の屋根では、隅になる部分を隅勾配といい、それ以外の四方に流れる部分の勾配のこと。
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床の間の脇の縁側沿いに書院窓のみを設け、付書院と異なり縁に張り出さずに壁面内に納めた形式。付書院を更に簡略化したもの。
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名古屋市の名古屋城や京都市二条城などのように平地に設けられた城。
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蝶番(丁番、ヒンジ)のなかでも一番オーソドックスなもので、一般的には、1本の軸を中心に左右に開くもの。
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天井面が水平になっているものをいう。平天井は、最も一般的な天井のタイプ。平天井に対し、一方のみに傾斜した天井のことを「片流れ天井」という。片流れ天井は、「勾配天井(こうばいてんじょう)」、「斜め天井(ななめてんじょう)」とも呼ばれる。また、中央部が高く、両端が低くなった、舟底を逆さにしたような形の天井のことを「舟底天井(ふなぞこてんじょう)」という。
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海景を主とし、築山などがなく、平坦(へいたん)に仕上げた日本庭園。
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屋根を金属板葺きする場合において、波板や瓦棒を用いず全面を平坦に葺き上げる方法のこと。
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襖の骨組みにおいて、一般に用いられる縦横の材。
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外壁と同じ面にある窓。
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板材や平角に製材したとき、幅の広いほうの面が柾目である状態。そのような平柾にとるには、少なくとも板幅以上の半径のある丸太でなければ取れない。そのため、平柾材は高価である。
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社寺建築の斗?ときようで、一本の肘木ひじきに三個の斗ますをのせたもの。大斗だいとの上に置き、桁けたや通肘木を支える。
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屋根の形状の一つ。傾斜の無い平面状の屋根のこと。「陸」とは「平ら」との意味。陸屋根(ろくやね、りくやね)ともいう。
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厚さが7.5cm未満、幅が厚さの4倍未満の挽き割類の中で、横断面が長方形のもの。主に、木造住宅の「間柱」(柱と柱の間に設けられる垂直材)や、「胴縁」(合板・ボード・金属板などの仕上げ材や、下地材を取り付けるための横材)などに用いられている。
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一軒の家を棟木と直角に壁で仕切った長屋。
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熱するとヒルが伸びるように膨張する鉱物。黒雲母(くろうんも)が風化したもので、多量の水分を含んでいる。断熱・防音材や園芸用土などに使用する。
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中太で、蛭のような形をした鉄製の掛け金物。天井 などに取り付け、釣り釜(かま)などを下げる。
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茶室の吊り釜を天井から吊るすための釘。上記「蛭鉤(ひるかぎ)」「蛭環(ひるかん)」ともいう。
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作り付けの意です。建物が完成してから設けるのではなく、建築工事の段階で工事の一部として収納壁、収納家具、設備器具機械などを建物一体として造りこむこと。
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応力度と歪度が比例する限界。
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中央のスライダーを動かすことにより、上下の足の開きが必要な比例寸法となるようにしたコンパスの一種。
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材料に,その材料の静的破壊応力よりも小さい応力が繰り返し与えられた場合に、亀裂が徐々に進展し,ついに負荷能力を失う現象。
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幅の広い縁側のことで、通常座敷の南面に4.5尺から1間程度の縁側(廊下)をいう。
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軒先の先端、垂木の上に取り付ける板状の部材。けらば側(妻側)に設ける場合は、「登り淀(のぼりよど)」という。
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フランスの建築家、ル・コルビュジエ[Le Corbusier](1887〜1965年)が提唱した建築構成手法で、建物を柱で支え持ち上げられた吹放ちの空間のこと。ピロティは、1階部分は、駐車場などに利用することができます。日本でも、正倉院の校倉造りにピロティが見られる。
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叩き鑿であり本叩きと同じ種のものであるが、穂幅が1寸(約3cm)以上のものは広鑿と呼ばれる。
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四畳半の茶室の炉の切り方。中央にある半畳の炉畳の点前畳と貴人畳が接する隅に炉を切る。広間にも用いるので「四畳半切り(よじょうはんぎり)」ともいう。
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檜(ひのき)の樹皮、すなわち檜皮を葺き材料とした屋根葺き方法のこと。檜皮葺きの代表的なものは、京都御所の紫宸殿、清涼殿などの主要殿舎がある。
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床の間の一部に飾り棚風の地袋を造ったもので、板は一枚板を使う ことが多い。下は地袋戸棚にするので、小襖の引違いまたはケンドン式にする。この棚に 、琵琶を飾ったことから琵琶床と呼ばれる。
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木材や樹木などが、日光の直射や温度差により縦に裂けること。
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「住宅の品質確保に促進等に関する法律」の略称。住宅取得者が良質な住まいを安心して手に入れることが出来る為の法律として平成12年4月1日に施行された。
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移動はしないが、回転の自由な支点。「回転端(かいてんたん)」ともいう。
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先端が尖っている角の状態をいう。
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広島・福山両藩の備後地方の藺草(いぐさ)で織った畳表のこと。
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サイコロ状に加工した石材。輔石ともいう。90×90×90mm程度の立方体にしたものを「一丁掛け」、 90×90×180mm程度の直方体を「二丁掛け(にちょがけ)」という。
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回転端の別称。
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水平力がかかったときに、接合部は移動しないが、回転はする接合方法。
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木材の端を切り欠きで、多少長く欠き残した部分のこと。
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土台の隅などに用いられる仕口。一方の部材からビンタを残しておき、その先端を留めにする方法。
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セメントと水を混ぜる際に、セメントの使用量が単位容量当たり少ないものをさすコンクリート、モルタル工事に使われる用語。
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@塗料などを塗るときに刷毛が空気を巻き込み、その空気の粒が表面に浮き上がって潰れたまま乾燥すると、塗料面に小さい穴が開く現象のこと。 A鉄材の溶接時に起きる不具合で生じた小さな穴。同時に気泡などの不具合も生じる。原因としては下記のようなものが考えられる。 1)凝固方向が不安定になって、シールドガスを閉じ込めてしまう。 2)凝固中に金属からガスが放出されて集まってしまう。 3)溶接の熱により、化学反応を起こしてガスが発生する。 などである。2と3の原因の場合がほとんど。
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